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2026/2/16-22 チップ論争について考えた週

2/16


中国では旧正月(春節)なので義父母にメッセージを送ったら、中国でのお年玉である紅包(ホンバオ)をもらった。婚約してからもらうようになったので、去年に続いて2回目だ。日本では親戚によるけれど、ハタチになった時点か就職したら廃止だったので、大人になってまた貰えるようになって嬉しい。お返しをしても受け取ってくれなさそうなので、一時帰国で日本のおいしいお菓子を買って持っていこうと思う。

2/17


私の職場では、お客さんの6割ほどが中国系なので春節の今日はめちゃくちゃ暇だった。マネージャーがいると必死でやることを見つけなければいけないけれど、いなかったので皆でおしゃべりをして今日の業務は終了。


2/18


前から気になっていたカフェにやっと行けた。cowdogという名前で、インテリアがおしゃれで抹茶が有名なお店だ。古着とかレコードとかサブカルチャーが好きそうな人にうけそうな雰囲気だった。

コンセプトがNo tipping, living wage cafeで日本語にするなら「チップを廃止して、スタッフが生活できるだけの賃金を支払うカフェ」という意味になる。バンクーバーの最低賃金は現在17ドル85セントで、サーバーやバーテンダーなど飲食店やホスピタリティ業界で働く人は、それにプラスされるチップをあてにして生活している人がほとんどだ。そういうコンセプトのお店なのでドリンクの値段は9ドルと高めだったし、調べたら店員さんの時給は26ドルらしい。

Xで、こちらに住む日本人のチップ論争をたまに見かけるのだけれどこれでいいのでは、と思った。もともとチップは、給料が安すぎる店員の生活を保障してあげる意味で客が始めたと聞いたのだけれど、店員の生活は雇用主が保障するべきでは?と思っていた。また、チップを払わないとサービスしないよ!と態度が悪くなる店員、集めたチップをスタッフに分配せず全部持っていくオーナー、チップを払わない留学生や移民、なぜチップを払わないんだとオーナーの指示で客に聞きに行かされる店員、など様々な問題を見聞きしてきた。

私も仕事柄チップをもらうことはたまにあるけれど、全員でシェアなので、サボっている人は得をするし一生懸命働いても持っていかれるし、公平ではなくモチベーションが上がらないシステムだなと思いながら働いている。もうチップは感謝の気持ちを表すものでは無く、ほとんど義務で払わないと白い目で見られるわりに、払っても当然のことなのでありがたがられない、といった感じだ。物の値段を上げて、賃金も上げるのがチップ論争に終止符を打つ一つの策ではと思った。


味は甘すぎずおいしかった


2/19


何をしたか覚えていない。多分寝落ちした。

2/20


マシンピラティスに行った。以前試したマシンピラティスは、ヘッドセットをつけた講師が我々を盛り上げ、追い込みながらやる暗闇バイクのような雰囲気で初心者の私は気後れしてしまった。

今日行ったところは韓国人女性がオーナーで、英語が母国語ではない人にも配慮してもらえる少人数クラスで大変ありがたかった。先生が回ってきては、正しいフォームや意識する筋肉を教えてくれるので効くべきところに効いている気がする。

欠点を挙げるとすればサボれないところだった。以前は大人数クラスで10分の1の存在だったから先生の手が回らず勝手に休憩できたが、今回は3分の1だった。すでに限界を迎えているときによりきついポーズを指示され、その後私の順番が来て横につかれてあと5秒キープと言われたときはミチョッソ!!??(正気か!!??)と思った。明日は筋肉痛確定。

2/21


朝起きたら、自重で筋トレしても全く筋肉痛にならなかった二の腕振袖部分が筋肉痛になっていて感動した。

午後からマッサージに行った。カナダではRMT(Registered Massage Therapist)という資格を持つマッサージ師さんがいて、彼らの施術には保険が使える。会社の福利厚生に含まれているところもあり、私も夫の会社の保険に入れてもらっている。プランなどにもよるけれど、うちの場合は80%カバーなので100ドルのマッサージでも20ドルしか請求されない。正直パートタイムで週3働いて週2で学校に行く今の私より、日本で健康を害しながら週7で働いていた20代前半の私の方がマッサージを必要としていたけれど、やっぱりマッサージはいつ受けても気持ち良い。

そこは夫の知り合いのお店で、中国出身のマッサージ師さんが多い。通常RMTの施術となると、どこが痛いか、普段の体の使い方、姿勢、改善のための簡単なエクササイズ、など色々カウンセリングがあるのだけれどその店は全カットで、部屋に入るとすぐパン1にされて1時間たっぷりもみほぐしてくれる。「カウンセリングはいいから早くもんでくれ!!」という客のニーズに全力で答えてくれ、話が早い店なのでここ2年ほど通っている。

私ときたら夫に頼まれて肩をもむのさえ5分で飽きるのに、お金を払っているとはいえ他人を1時間もマッサージしてくれるRMTの皆さんには本当に感謝している。

2/22


結婚記念日だった!もう1年もたったなんて信じられない。誕生日や付き合った記念などはあったけれど、これは今までの人生で初登場の記念日だ。

夫は図書館近くにあるacquafarinaというミシュラン星付きのレストランを予約してくれていた。(夫はミシュランを強調していておもしろかった。彼にとって大事らしい)アニバーサリーと伝えていたようで、カードやらシャンパンやらがサービスで出てきた。私たちは、前菜にカルパッチョとメインにパスタを頼んだ。

前菜を食べて、10数分待ったが全然パスタが来ない。おかしいな~と思っていると担当サーバーから、手違いがあって遅れるけどちゃんとくるよ、と案内があった。それからしばらく待ったけれど、来る気配は無くマネージャーらしき人が来て、だいぶ遅れてしまって申し訳ないからデザートを一つ無料にさせてと申し出があった。結局20~30分ほど待ったと思う。私はクルクルのフジッリというパスタを頼んだので結構量があったけれど、夫の方はラビオリで餃子みたいな形のパスタが5個ほど、お皿にのっているだけだった。夫が一口食べて、これで〇ドル分だね、と言って笑った。

きっと、普段二人で行くもっとリーズナブルで量の多いレストランでのほうが私も彼も「おいしい!」を連呼しているけれど、彼が私が喜ぶと思って調べて予約して連れてきてくれたその事実がとてもうれしいので1年目の結婚記念日は大満足だった。これからも、10ドルの小籠包も40ドルの高級パスタも二人で楽しんでいきたい。


店名の発音がいまだによくわからない


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