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もしもそれがあなたならば

 最近、とても肩が凝る。頭痛や吐き気を引き連れて、肩の重みが増していく。漬け物石を肩に乗せたことはないのでわからないが、そう例えられるのもあながち嘘ではない気もする。

 「肩に乗る」と言えば、フィクションのキャラクターと幽霊だ。ナウシカのキツネリスだとか、幽☆遊☆白書のあれ(名前をど忘れした)だとか。もしくは、生き霊だとか守護霊だとか。

 亡くなった人の夢を見ることは、滅多にない。思い出したときには、彼らについての話を誰かとする。そうすれば、天国にいるその人たちのもとに花が咲くらしい。花に囲まれていてほしい。できれば、色とりどりの。

 僕の肩凝りは、誰かが天国から遊びに来ているんじゃないかなと思ったりもする。それにしては頭痛と吐き気があるのは不思議だけれど。まあ、そういうこともあるよね。

 もし、今も僕の肩にあなたがいるのならば。夏の蒸し暑さと高揚感を、あの日のように一緒に感じていてくれたらいい。最期のときよりもずっと寂しくない思い出を、今からでも作れたらいい。これはあくまで、僕の願望だけれど。

 肩凝りの度に、もう僕には見えないあなたがここにいるような。そんな夢を、僕は見ている。




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