パンツ問題
※下ネタではありません。
「パンツの話である」
こう書いただけでは、伝わらない。なぜなら、これは音声記事ではなく活字であって、イントネーションまではわからないからだ。
「パンツ」ならばいわゆる下着の意味になるし、「パンツ」ならばズボン・ボトムの意味になる。これを文字だけで表現するのは、想像していたよりもずっと難しい。
日本語には、いわゆる「アクセント記号」がない。これが、こうした問題の最大の原因である。
また、「文脈で判断する」という方法もある。たとえば
「僕は急いで白シャツと黒のパンツに着替えて家を出た」
どうだろうか。
「パンツ」か「パンツ」か、皆様には判断がつくだろうか。
大抵の善良な皆様は思うだろう。「パンツ(ズボン)」だと。
駄菓子菓子。
僕のような変態は、脳内でこう変換する。
「僕は急いで白シャツと黒のトランクスに着替えて家を出た」
そう、即席の変態である。もしくは逃走前の間男。
つまり、僕程度あるいはそれ以上の変態になると、文脈で判断することは困難である。脳がすぐに”単語の向こう側”に行くから。
変態は、一般的な文章を読むときにもその向こうに何かを探す習性がある。これについてはよく覚えていてほしい。頻出問題だ。テストに出る。
そもそも、だ。
いつから、ズボンはパンツになったのだ?
僕の幼少期は、たしかにズボンと呼ばれていたはずだ。それが、ふと気がついたらパンツになっていた。あれは何だ、どこかの団体から圧力でもかかったのか。別にズボンでいいじゃないか。
さっきの例文だって「ズボン」にすれば一瞬で伝わる。さすがに僕クラスの変態でも、ズボン以外のズボンは知らない。”単語の向こう側”がない。だから、ズボンで統一すべきなんだ。
だと言うのに、いつからか「ベスト」は「ジレ」なんて名前になったし(そもそも「ベスト」の前は「チョッキ」「袖なし」だった)、「ジャンパー」なんて完全に死語だ。いや、「死語」という言葉自体が死語になりつつある。
結局、一発でそれとわかる名称こそが正義なのだ。
僕はここに宣言する。
時代がどんなに移り変わろうと、若い子に「おじさんっぽい」と言われようと、パンツではなくズボンなのだと。ズボンと呼ぶことをここに誓う。
……あとさ、「ジーパン」「ジーンズ」「デニム」問題もあるんだけど。
※いつまでも終わらないので強制終了。
コメントしてくださる方は是非、あなたの思う死語を書いていってください。差別的な言葉とかはNGです。微笑ましいやつ。
じゃあ、またねー!
片想い文芸部の感想は明日ですよー!
いいなと思ったら応援しよう!
いただいたチップは、通院費と岩手紹介記事のための費用に使わせていただきます。すごく、すごーくありがたいので、よろしくお願いします。チップって名前にちょっとだけ違和感ありません…?