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個性は設計できる(個性エンジニアリング)

人の自己変革は、次の流れで起こります。

個性

思考のクセ

性格(反応傾向)

思い(感情・価値づけ)

行動

習慣

を見ると分かる通り、
最上流にある「個性」を変更すると、下流すべてに影響が及びます。

そのため、
行動や習慣を直接いじるよりも、
個性を扱う方が自己変革のインパクトは圧倒的に大きい


個性は変えられます

まず大切なのは、

個性は変えられる

という前提(信念)を持つことです。

これを前提にしない限り、
どんな方法論も途中で頭打ちになります。


個性の構造:コアと周辺

個性は、次の2層構造をしています。

● コア(核)の個性

  • アプリオリ(理由以前にそう感じる)

  • 120%の確信

  • 本人にとっては絶対的な善

  • 完全には変わらない不動点

● 周辺の個性

  • 人生の中で強く確信し

  • 実践を重ねることで

  • 個性として定着した部分

個性エンジニアリングでは、
この個性構造を理解した上で、入れたい個性を意識的に入れ込んでいきます。


周辺個性は、意図的に入れられる

たとえば「優しさ」を周辺個性に入れたい場合。

  • 優しさを良いものと確信し

  • 優しさを実践し

  • 「自分の個性に優しさが加わった」と確信する

このプロセスを通じて、
実際に個性として定着していきます。

個性変更を意識して実践することで、
個性はダイレクトに変わっていきます。

これが、個性エンジニアリングの基本です。


コアも、周辺個性の影響を受ける

コア個性は完全に変わることはありません。
ただし、

  • 周辺個性を入れ込み続けることで

  • コアが修飾され、変容することは起こります。

完全固定でも、完全可変でもない。
この感覚は、実感にかなり近いはずです。


個性には「スペクトラム」と「強度」がある

個性には、

  • 種類(スペクトラム)

  • 強さ(強度)

の両方があります。

たとえば「ストイック」という個性でも、

  • クラスでややストイックな人

  • プロレベルでストイックな人

のように、強度の違いが存在します。

個性を入れ込む際は、
種類だけでなくどの強度で入れるかも意識すると効果が大きくなります。


人のコア個性を見分けるヒント

人のコア個性を見るときは、

  • その人の「感じ」(チューリップは見るからにチューリップ)

  • その人が「本気で怒るところ」(チューリップに「ヒマワリになれ」と言うと怒る)

  • その人が「広げようとしていること」(チューリップは人にもチューリップになれとほぼ無意識に勧める)

を見ると分かりやすい。

人は、
自分のコアに反することをされると、強い不快や怒りを示します。

能力不足ではなく、
個性のズレで怒っているケースは非常に多い。


個性エンジニアリングについて

個性エンジニアリングは簡潔な理論ですが、
とてつもない自己変革を可能にします。

善悪を含まない、
自由度の高い操作理論です。

(※尊厳哲学と組み合わせることで、安全に使えます)


参考:僕の個性プロファイル

コア個性(120%の確信)

  • 調和発展(コア中のコア)

  • 構造化理解

  • 世界肯定⇔尊厳(自己・他者・身体・宇宙)

  • いい人と見ながら距離は調整

  • 与える自体に意味がある

周辺個性(深く実践できている)

  • 誠実さ

  • サドベリー

  • 強い輪に入る

  • 優しい

  • センターピン

  • 捨てる

  • 変化する

※通常、コア個性は1つですが、
周辺個性を120%の確信まで高めることでコアに昇格させることも可能です。

個性と環境の適合について

もう一つ、個性エンジニアリングで重要だと感じている点があります。

それは、

個性が環境(場)のセンターピンと適合しないと、人は非常にしんどくなる

ということです。

能力が低いからではなく、

性格が悪いからでもなく、

ただ個性と場の中心原理が噛み合っていない。

その結果として、

強いストレスを感じたり

自信を失ったり

ドロップアウトしてしまうケースは、現実には多いように見えます。

この場合、

環境を変える

という選択肢もありますが、

個性を環境に適合するように調整する

という選択肢もあります。

個性エンジニアリングは、

自分のコアを壊さずに、

周辺個性や強度を調整することで、

環境のセンターピンに合わせていくための考え方でもあります。

個性と環境が噛み合うと、

同じ能力でも、驚くほど楽に回り始めます。