緒方社長の言葉から考える、Voicyの本当の価値
先日、Voicyパーソナリティの越川さん(こしーさん)が主催された **「リアルトゥギャザー」**というリアルイベントに参加してきました。
そこに登壇されたのが、Voicy代表の 緒方憲太郎社長。
テーマは、 「Voicyが他のSNSと違う理由」。
聞き終えたあと、自然と心に残った言葉がありました。
Voicyは、アテンションではなく、リレーションを育てる場である。
短い言葉ですが、なぜか深く頷いてしまったのです。
なぜ私はVoicyを1年間続けられたのか
私がVoicyのパーソナリティになったのは、昨年の5月。 まだドイツに住んでいた頃のことです。
ふとした思いつきで応募してみたら、翌日には「合格」のお知らせ。 「審査が厳しい」と聞いていたので、自分でも驚いたほどでした。
そこから今日まで、約1年。 気づけば 339回の配信 を積み重ねてきました。
正直に言うと、 ノートも、SNSも、それなりにやっています。 でも、Voicyだけが、なぜか不思議と続いている。
その理由が、緒方社長のお話を聞いて、ようやく腑に落ちたのです。
アテンションを集める場と、リレーションを育てる場
YouTubeやXのように、多くのSNSは「アテンション(注目)」を競う場です。
ドキッとするサムネイル、過激な言葉、感情を揺さぶるタイトル。 人の関心を一瞬でつかむ仕組みが、いたるところに用意されています。
それは悪いことではなく、それぞれの場の特性です。
一方で、Voicyは音声メディア。 一瞬で人を引きつけることはできません。
最後まで聴いてもらって、ようやくその人の人柄が伝わる場所。
だからこそ、フォロワー数の伸びはゆっくりです。 でも、聴いてくださる方とは、不思議と距離が近くなる。
「ながら聴き」で日常に入り込み、 気づけば、その人の声が日々の暮らしの一部になる。
これが、Voicyが育てる「リレーション」の正体だと感じました。
私がVoicyを続けられた、もう一つの理由
1年間続けてきて思うのは、 Voicyは「リスナーへの内省の場」でもあるということ。
私は毎朝、前日に起きた出来事や気づきを振り返りながら話しています。 そのプロセスがそのまま、自分の「内省」になっているのです。
ただの日記なら、誰かの役には立ちません。 だから私は、自分の体験から 抽象化された気づき を取り出して、 皆さまの行動につながるように噛み砕いてお話しするようにしています。
語ることで、自分が整う。 そして、その声が、誰かの一日にそっと寄り添う。
この往復のリズムが、私にとってのVoicyなのだと思います。
リスナーとして気づいた「リアクション」の大切さ
緒方社長がもう一つ強調されていたのが、 「ぜひリアクションをしてください」 という言葉でした。
ハッとしました。
Voicyを聴くとき、私自身も 「ながら聴き」が圧倒的に多いのです。 ランニングしながら、シャワーを浴びながら、家事をしながら。
聴いて「うんうん」と頷くけれど、 「いいね」も「コメント」もしないまま、聴き終えてしまう。
これは、リスナーとしての私自身の課題でもあったと気づきました。
実際にお会いしたときに「聴いてますよ」と言っていただけると、 本当に嬉しい。 それは、目の前で「リレーション」が立ち上がる瞬間だからです。
そのリレーションは、画面の向こうでも、同じように起こせる。 「いいね」一つ、コメント一行が、誰かのモチベーションを支える。
そう思うと、リアクションは小さな勇気ではなく、 お互いを育てる行為なのだと感じます。
今日からできる、3つのアクション
緒方社長のお話と、私の1年の実感から、 すぐに行動に移せるポイントを3つにまとめてみました。
1. お気に入りのVoicyに「いいね」を一つ押してみる 聴くだけで終わらせず、指先一つの応援をする。 それだけでパーソナリティとの距離が、ぐっと縮まります。
2. 心に残った放送に、一言コメントを残してみる 長い感想でなくても大丈夫。 「今日の話、響きました」だけでも、十分にリレーションは育ちます。
3. 自分の「気づき」を誰かに語ってみる 発信する側でなくても、家族や同僚に話してみる。 言葉にした瞬間、その学びは自分のものになります。
おわりに
Voicyは、フォロワー数を競う場所ではありません。
「あなたの声を、待っている人がいる場所」です。
数字の大小ではなく、声と声で結ばれる関係。 その小さな積み重ねが、日々を少しずつ豊かにしていく。
緒方社長のお話を聞いて、 私はますますVoicyを続けたいと思いました。
これからも、毎朝の声が、どなたかの一日のはじまりに そっと寄り添えますように。
