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「空飛ぶクルマ」はできるのか?

大阪・関西万博で「空飛ぶクルマ」の展示飛行が再開されるそうだ。この万博の目玉の一つ(本当は実際に人を乗せるはずだった)なので、意地でもどうにかしたいのだろう。ただ、「空飛ぶクルマ」を巡る技術開発はまだまだ途上である。
遡ること2月25日、飛騨市のスタートアップの白銀(しろかね)技研が有人飛行を成功させた(26日付岐阜新聞)。記事によると、2030年ごろの販売開始を目標にしているという。
「空飛ぶクルマ」は、平たく言うと車体を揚力で浮かせて、かつ、思う方向へ進む乗り物である。近年、ドローンの発達で小型のプロペラを多数つけて揚力を作る方式が答えとして出てきている。万博で展示するのもそういう思想で作られているようだ。
ちょっと待ってほしい。地上を走る「クルマ」の要素が入っていないではないか?ある企業のデザインはヘリコプターのキャビンに大きなプロペラを外して小型のプロペラを付けたようなもので、それは「小型のヘリ」じゃないか?と突っ込めてしまう。揚力で地上に浮かせるエネルギー消費量も馬鹿にならないだろう。「空飛ぶクルマ」がむしろ地上数m上を飛ぶくらいなら、普通の自動車で充分のような気がする。

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