初心者から始める/図解解説 決算書の読み方 新シリーズをはじめるにあたってのご案内
はじめに
こんにちは、ハリーです。
今回の記事は今後の新シリーズに関するお知らせになります。
これまで様々なライフハック関連の記事を出してきましたが、これからこれらに加えて、私の専門分野についても記事を出していく事にしました。
実はnoteの記事を出すにあたって、そのような構想は元々私の
頭の中にはありました。しかし、私の専門知識が読者の皆さんにとって本当に提供価値を有するのかどうか、今一つ確信が持てないでいたのです。
そこでここ1ヶ月ほど、色々悩みに悩んだのですが、結果、このタイトルにある「決算書の読み方」というテーマについて記事を書いていくことにしました。
なぜ「決算書を読む」をテーマに選んだか?
読者の皆さんの「財務リテラシー」「金融リテラシー」を向上させたい
なぜ今回このテーマを選んだかというと、「決算書を読む」必要性が年々ましていると感じているからです。例えば、NISAの普及とともに、株式投資を行う人が増えています。株式投資には大きく2つの流派があります。
1つ目は株価変動トレンドを重視し、テクニカル指標を用いて短期的な株式の売買でキャピタルゲインを得ることを目的とする投資手法です。そしてもう1つ目はウォーレン・バフェットに代表されるような、企業のファンダメンタル、およびその将来性を重視して長期的な観点から投資を行う手法です。特に後者はバリュー投資とも呼ばれ、本来あるべき企業の価値に比べて相対的に過小評価されている企業(つまり割安株)に投資を行い、株価が将来値上がりした時に売却主キャピタルゲインを得る手法です。
特に、後者については会社四季報を主な情報ツールとされている投資家の方も多いと思います。もちろんこれは非常に便利で重要なツールなのですが、やはりそれぞれの個別の企業の実態をより深掘りしてみようとすると、その会社の決算書に当たる必要があるのです。
決算書を読むことの必要性は株式投資に留まりません。M&Aなどが特にそうですが、投資先の財務状況を把握するにはやはり決算書を分析しない事には始まりません。収益性はどれくらいか、不良資産・不稼働資産は無いか、資金繰りは大丈夫か等々。これは一般事業会社であっても状況は同じで取引先の与信審査を行う際も決算書を読めなければなりません。というか、DXの進展に伴い、これからのビジネスマンはコア業務により注力することが余儀なくされます。その場合、セールスでもマーケティングも数値に基づく分析は必須になるでしょう。その場合、分析対象にももちろん依りますが、決算書を読めることの重要性は今後高まっていくのではないかと思います。例え、AIが主流の社会になったとしても。
このように決算書を読みこなすことができることにより、皆さんに必要な「財務リテラシー」「金融リテラシー」を身につけてほしいというのが本シリーズ最大の狙いです。
本シリーズで想定している読者層
そこで本シリーズのコアターゲットを主として以下の読者層に焦点を当てています。
① 決算書を読んでみたいが、背景にある会計等の基礎知識の無い方(例えば投資家の方)
② 会計の基礎知識はあるが、決算書をどのように読めばいいか、頭の働かせ方が分からない方
③ 実際に仕事で決算書を分析したいが実践的な読み方を知りたい方
④ニュースの経済記事の背景を財務数値で理解したい方
その他、簿記や会計を勉強している方で苦手な会計知識の概略を理解するのにも使えるかもしれません。このように、決して難しい解説ではなく、図解等を通じて直感的に理解できるようにするのが本コースの大きな特徴の一つになります。
決算書とは?
ここで「決算書」とは一体どのようなものでしょうか?決算書とは直接的には貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)、キャッシュフロー計算書(C/F)といった財務諸表全般を指します。しかし、本シリーズの記事ではこのような財務諸表本体に留まりません。
例えば、上場企業は毎期の決算期ごとに「有価証券報告書」、四半期または半期ごとにそれぞれ「四半期報告書」や「半期報告書」を作成・開示する義務を有していますが、これらに記載される内容は財務諸表の補足開示情報である「注記」情報だけでなく株主構成やグループ会社の状況、会社が認識しているビジネスリスクまでその内容は多岐に渡ります。
これらは全て、上場企業を理解するために必要な情報ばかりです。すなわち、企業理解のためには財務諸表やその注記といった決算書(財務情報)だけでなくそれ以外の開示情報である非財務情報も理解しておくことがとても重要です。
そこで、本シリーズでは上記を背景にして、大きく以下のテーマを取り扱います。
(1)決算書の根幹をなす、B/S・P/L・C/Fの読み方
(2)有価証券報告書等の開示情報(IR)の読み方
(3)事例分析
(1)B/S・P/L・C/Fの読み方
言うまでもなく、決算書の中核情報です。本シリーズでは決算書をどう読むかに着目した説明を行います。これら決算書がどのような意味を持つのかだけではなく、例えばP/Lであったら、利益の性質に加えて、今後どのような利益が重要になるのか、最新トレンドも踏まえて読み方を解説します。ちなみに、細かい会計処理などの議論は行わず、極力図解での解説となるようにします。
IFRSに関する基礎知識も身に付く
この他、IFRS(国際会計基準)も専門分野の1つでもあるため、IFRSに関する基本的な考え方、IFRSに即した決算書の読み方も随所に散りばめます。特に、我が国の東証プライム市場の時価総額上位企業の多くはすでにIFRSに移行していることから、IFRSに即した決算書の読み方は企業分析においてもきっと有用になるはずです。
会計上の論点を交えた決算書の読み方も身に付く
また、のれんや今話題のリースなど、最新の会計基準に関するトピックにも触れます。そしてこれが企業分析上どのようなインパクトを有するかについても専門家の立場から解説を加えます。これは、最新の状況をアップデートしていきます。
(2)有価証券報告書等の開示情報(IR)の読み方
有価証券報告書を中心とし、決算短信も含め、開示情報の読み方を解説していきます。特に有価証券報告書の読み方をマスターすればどこにどのような情報が記載されているか、瞬時に想起できるはずです。
ここでは、実例を用いて、どのように情報を抽出するか、その頭の働かせ方について解説していきたいと思います。
(3)事例分析
本シリーズでは適宜、実際に話題に上がった企業のケースを取り上げて解説する機会も多く載せようと思います。そこで、具体的な分析の仕方もOJT的に示していければと思います。
例えば、多額の会計上の「のれん」を減損してしまった事例や、いわゆる不正会計を行なった企業の決算書を分析するとか、ここでは話題性を重視した分析を行なっていきたいと思います。
今後のコンテンツの出し方について
今後、これらのコンテンツは上記のような大きなテーマ別にバンと出すことは考えていません。論点・テーマ別に細かく細分化した形で記事を出していくつもりです。
また、これらの記事は私のナレッジや経験も踏まえたものが多くなってきますので有料を基本としますが、1本あたりの価格は100円〜200円とし、テーマによって購入しやすいような体系にします。また、適宜これらに関しては無料記事も適宜出していきますのでそちらもご期待ください。
ワークハック系の記事は今後も無料です
また、これまで出してきましたワークハック系は引き続き、基本無料での提供といたします。また、決算書シリーズ以外もこれまで通り、ワークハック系の記事は出していきますのでこちらも引き続きご期待ください。
以上、今回は新しい記事シリーズのご案内、および今後の記事のあり方に関するご案内でした。もし、ご希望のテーマ、「こんな記事を書いてほしい」というご要望ございましたら遠慮なくコメント欄にアドバイスをお願いします。
今後とも記事内容を進化させていきますのでよろしくお願いします。
(8/20追記)
早速第1弾の記事がリリースされました。ご興味があれば是非ご覧になってください。
