梅雨でも楽しいキャンプにする5つの装備術
「6月はキャンプに行けない」と思っていないだろうか。確かに雨は多い。でも梅雨時期のキャンプには、混雑が少ない・緑が美しい・涼しいという独自のメリットがある。正しい装備があれば、雨のキャンプはむしろ快適で特別な体験になる。今回は梅雨キャンプを快適にする5つの装備術を紹介する。
1. タープを最初に張って「屋根」を確保する
雨キャンプの鉄則は「テントより先にタープを張ること」だ。タープが屋根になれば、雨の中でも濡れずに設営や調理ができる。3×3メートル以上のサイズが理想で、ポリコットン素材のタープは防水性と通気性のバランスが良くおすすめだ。6月のキャンプフェスでは多くのブランドが新作タープを展示しているので、選ぶタイミングとしても最適な時期だ。
2. グランドシートで「地面からの湿気」を防ぐ
雨キャンプで不快なのは「テントの中が湿る」こと。原因の多くはテント底面から染み込む地面の湿気だ。テントのフットプリント(専用シート)か、ブルーシートをテントサイズより一回り小さく折ってテントの下に敷くだけで改善する。「なぜか朝にテント内が濡れている」という悩みは、多くの場合これで解決できる。
3. 撥水スプレーでギアをメンテナンスしておく
テントやタープ、レインウェアの撥水性は使用を重ねるごとに低下する。キャンプ前日に撥水スプレーを吹き付けておくだけで、雨水のはじき方がまったく変わる。ニクワックスやモンベルの撥水スプレーは1000〜2000円で購入でき、効果は数回のキャンプ分は持つ。「雨に備える」という準備そのものがキャンプの楽しさの一部でもある。
4. 雨の日メニューはスープ・シチューが最強
雨の日は気温が下がり、温かい食べ物が特別に美味しく感じる。クリームシチューやトマトスープ、豚汁などの鍋系メニューはタープ下で簡単に作れて、体も温まる。食材はジップロックに小分けして持参すると濡れても安心だ。「雨だから外食」ではなく「雨だからこそ炊事」が梅雨キャンプの醍醐味だと感じている。
実は筆者、田舎に引っ越してから近くのキャンプ場で梅雨キャンプを体験した。最初は雨が心配だったが、タープの下でシチューを煮込みながら雨音を聞いていたら、それまでの「晴れキャンプ一択」という考えが完全に変わった。都市部では聞けない静かな雨の音が、最高のBGMになった。
5. 濡れたギアの撤収・乾燥術
梅雨キャンプで一番大変なのが撤収だ。ポイントは「濡れたまま袋に入れない」こと。テントは現地でできるだけ振って水を落とし、帰宅後すぐに広げて乾燥させる。1〜2日で乾かせれば、カビ・臭いの発生はほぼ防げる。折りたたみ式の物干しスタンドを1台持っておくと、テントの乾燥がスムーズになる。
まとめ
梅雨のキャンプは「雨をどう楽しむか」が鍵だ。タープ・グランドシート・撥水スプレー・温かいメニュー・乾燥ケアの5つを準備すれば、雨の日でも快適で記憶に残るキャンプができる。混んでいない6月こそ、自分だけの絶景と静寂を楽しめる最高のキャンプシーズンだ。
