収穫は、土づくりの時点で決まる
冬場の土づくりを終え、夏野菜に向けた畝を立てる。
冷たい空気の中で土を起こし、
霜に当てながら、ゆっくりと整えていく。
いわゆる「寒おこし」
見た目は何も変わらない。
けれど、土の中では確実に何かが動いている。
少しずつ改良材を入れ込みながら、
この場所の“土”にしていく時間。
畝が整うと、ようやく一息つく。
まだ何も植えていないのに、
なぜか少しだけ安心する。
ここに何を植えるか。
連作を考えながら、配置を組み立てていく。
まだ植え付けには早い。
それでも、頭の中ではもう畑は動き始めている。
土ができ、畝ができ、
あとは植え付けの時間を待つだけ。
何もない畝を見ながら、
今年の収穫を思い浮かべる。
この時間が、一番楽しいのかもしれない。
