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人類史上最大の研究開発インフラが構築されようとしている。その規模は85兆ドルに達する。(ジェンスン・ファン@WEF)

 2026年1月21日、スイスのダボスで開催されている世界経済フォーラムの会場で、NVIDIAのジェンスン・フアンCEOを迎えてのFOXビジネスのインタビュー・コンテンツを紹介します。インタビューの主なサブテーマは以下の通りです。
 
◆ AI需要の現状
 
2024年から2025年にかけてAIは非常に「実用的」になり、AIネイティブなスタートアップが巨額の資金を調達。あらゆる産業で効率化が進んでおり、需要は極めて旺盛

◆ 次世代モデルのロードマップ
 
Blackwellの量産と、次世代モデルVera Rubin

◆ 地政学と中国市場への対応
 
米国政府による輸出制限と中国の自国製チップ開発の動き

◆ 米国の再工業化とサプライチェーンの国内回帰
 
現在の進捗と見通し

◆ AIバブル論とAI投資の持続可能性
 
年間数兆ドル規模の投資が続き、世界の研究開発費20兆ドルがAIベースのインフラへシフト

◆ 競争環境とNVIDIAの優位性
 
Googleとの競争やGroqとの技術補完






1. インタビュー


[マリア・バーティロモ]
 
2025年は間違いなくAIが主流となった年で、テクノロジー分野で二桁の成長を牽引し、業界全体で記録的な取引が行われました。その中心にいるのが、NVIDIAです。AIチップのリーダーとして、あらゆる分野で数十億ドル規模の提携を結び、昨年10月には時価総額5兆ドルという歴史的な数字を記録しました。本日は、その中心人物であるNVIDIAの創業者であり、社長兼CEOのジェンスン・フアンさんにお越しいただきました。

 ジェンスン、おはようございます。


[ジェンスン・フアン]
 マリア、こちらに伺えて光栄です。


[マリア・バーティロモ]
 お越しいただき、本当にありがとうございます。今の紹介を聞いて、どのように感じていらっしゃいますか。


[ジェンスン・フアン]
 とてもワクワクしています。


[マリア・バーティロモ]
 素晴らしいですね。


[ジェンスン・フアン]
 毎日、このように紹介していただけると嬉しいですね。


[マリア・バーティロモ]
 ビジネスの状況はいかがでしょうか。今、お客様からどのような声が届いているのか教えてください。


[ジェンスン・フアン]
 私たちは、まさに驚異的な需要を実感しています。
 今、世界中で起きていることは、AIがいわば5層のケーキのような構造になっているということです。まずエネルギーから始まり、次に私たちが手がけているチップの層、そしてクラウドインフラ、土地、電力、データセンターの建設といったインフラの層が続きます。その上にAIモデルがあり、OpenAIやAnthropic、xAI、Geminiなどが素晴らしい成果を上げています。そして最も重要な最上層が、すべてのアプリケーションです。
 昨年、AIは大きな進歩を遂げました。あまり気づかれていないかもしれませんが、昨年、AIは非常に便利なものになりました。AIモデルの上の層で、素晴らしいアプリケーションを作成できるようになったのです。昨年、私たちがAIネイティブと呼ぶスタートアップ企業は、AIモデルを活用した事業のために1000億ドルを調達しました。ヘルスケアや創薬、輸送、金融サービスなど、あらゆる分野で効率化を助ける多様なアプリケーションが登場しています。
 ですから、需要はまさに驚異的な状況にあります。


[マリア・バーティロモ]
 需要が急増しているとのことですが、すでに2027年を見据えて動いているお客様もいらっしゃるというのは本当でしょうか。


[ジェンスン・フアン]
 もちろんです。2026年は非常に大きな年になることが確実です。


[マリア・バーティロモ]
 以前、5000億ドルという膨大な受注残高があるとおっしゃっていましたが、現在はどのような状況ですか。


[ジェンスン・フアン]
 数ヶ月前にそのお話をして以来、受注残高はさらに増えています。AIは言語モデルから、ヘルスケア、創薬、製造業へと広がっています。昨年は、AIが世界を理解するフィジカルAIという分野で大きな進展がありました。因果関係や物理法則を理解するこの技術は、自動運転車やあらゆる種類のロボットシステムに大きな変化をもたらすはずです。


[マリア・バーティロモ]
 素晴らしいですね。チップについても伺いたいのですが、中国への販売ライセンスは取得されたのでしょうか。


[ジェンスン・フアン]
 トランプ大統領が中国へのH200の販売を許可してくださったことを私たちは歓迎しています。現在はBlackwellを出荷中ですが、数週間前には今年の第3四半期に生産を開始する次世代モデル、Vera Rubinを発表しました。


[マリア・バーティロモ]
 そのRubinが、現在最も進んだチップということになりますか。


[ジェンスン・フアン]
 Vera RubinはBlackwellよりもエネルギー効率が10倍高く、トークン生成コストも10倍低くなっています。BlackwellもHopperの10倍の性能でしたが、私たちは毎年、エネルギー効率を上げ、コストを下げることで、AIがより賢く、そして誰もが手頃に利用できるものになるよう努めています。


[マリア・バーティロモ]
 RubinやBlackwellの話に戻る前に伺いたいのですが、中国が自国の企業に対し、米国製や西側のチップを使わないよう指示しているという報道についてはどうお考えですか。


[ジェンスン・フアン]
 自国企業を優先したいという考えは理解できます。しかし、H200は中国市場にとっても非常に優れた製品であり、かなりの需要があります。私たちは、中国市場が今後も競争と投資を歓迎し、開かれた場所であり続けることを願っています。私たちは30年以上中国でビジネスをしてきましたし、これからもサービスを継続したいと考えています。


[マリア・バーティロモ]
 しかし、トランプ大統領はこの業界を国家安全保障の問題として捉えています。非常に重要なチップが軍事転用される懸念がある中で、中国への販売にはリスクがあるという議論もありますが、どのようにお考えでしょうか。


[ジェンスン・フアン]
 まず、H200は軍事用ではありません。中国の軍隊も米国の軍隊と同じように、自国のチップでシステムを構築しているからです。Huaweiや多くのスタートアップが今年上場し、AIチップ開発で数千億ドルの市場価値を生み出しており、彼らは自国製のチップを十分に持っています。
 AIの競争は5つの層すべてで勝つ必要があります。トランプ大統領は、私たちが市場で勝ち、世界中で競争し、米国に雇用をもたらし、売上を上げ、技術で世界をリードし続けることを望んでいます。どの市場も譲るわけにはいきません。BlackwellやRubinで最前線に立ちつつ、米国の企業が世界で競い合えるようにすることは、思慮深くバランスの取れた戦略と言えます。


[マリア・バーティロモ]
 ホワイトハウスのAI計画の柱の一つに、米国のテクノロジーを世界中に輸出することがありますが、それは現在進んでいるのでしょうか。世界の国々が米国製のチップやモデルを使うために、どのような支援ができるとお考えですか。


[ジェンスン・フアン]
 私たちは米国のテクノロジーを世界中に輸出し、他国がその上に独自の産業を築けるようにしたいと考えています。できるだけ多くの国々で、私たちの技術が基盤となることは大きな利益になります。これはチップだけでなく、AIモデルの層についても同じです。例えば、インドではOpenAIが驚くほど活用されていますが、これは素晴らしいことです。
 米国のテクノロジーを輸出し、世界中の人々がその上でアプリケーションを構築できるようにしていきたいと考えています。


[マリア・バーティロモ]
 これほどの需要がある中で、サプライチェーンの状況はいかがでしょうか。需要に応えることは可能ですか。


[ジェンスン・フアン]
 需要は非常に高いですが、対応は可能です。私たちの会社の規模と成長率を考えれば、これは非常に特別なことですが、サプライチェーンは実に見事に機能しています。私たちは世界最大のコンピューティング・テクノロジーのサプライチェーンを持っており、何百もの企業が私たちを支えてくれています。彼らは本当に素晴らしい仕事をしてくれています。


[マリア・バーティロモ]
 素晴らしいですね。前回お話しした際、米国内で生産を行うというアリゾナ州のサプライチェーンについて触れていましたが、現在の進捗はいかがでしょうか。詳しく教えてください。


[ジェンスン・フアン]
 トランプ大統領は米国の再工業化(re-industrialize the United States)を望んでいます。そしてAIは、それを実現するためにまさに絶好の機会です。
 AIを推進するためにはインフラを構築する必要があり、そのインフラには半導体工場、コンピュータ工場、そしてAIファクトリーが含まれます。私たちはこれら三つすべてを米国内で建設しています。TSMCとの提携により、NVIDIAのBlackwellは現在アリゾナで生産されており、まさに今、量産が行われています。これは今年始まったばかりのことです。この進展の速さは驚異的です。TSMCはNVIDIAにとっても、また米国にとっても素晴らしい戦略的パートナーであり、アリゾナに素晴らしい工場を建設してくれました。また、テキサス州ではFoxconnが100万平方フィートのコンピュータ工場を建設しており、ここは完全にロボット化された非常に高度な施設になる予定です。彼らとのパートナーシップには本当に感謝しています。もちろん、私たちはAIファクトリーを米国全土に建設しています。これは、まさに膨大な数の雇用を生み出しています。ここで重要なのは、これが人類史上最大のインフラ構築であると認識することです。


[マリア・バーティロモ]
 信じられないような話ですね。


[ジェンスン・フアン]
 本当に信じられないほどです。米国がこれに取り組むには完璧なタイミングです。なぜなら、これによって雇用を国内に戻し、配管工、電気技師、ネットワーク技術者、建設作業員、デザイナー、建築家といった、優れた技能を持つ労働者による製造業の層を呼び戻すことができるからです。非常に多くの雇用が創出されることになります。


[マリア・バーティロモ]
 雇用に関する点は非常に重要ですね。先ほど、ハワード・ラトニック商務長官とお話ししましたが、彼は台湾の半導体投資の重要性について語っていました。こちらの映像をご覧ください。


 私たちの目標は、退任するまでに40パーセントの市場シェアを確保することです。現在、台湾側には2500億ドルのブロックが二つあります。彼らの企業はここに来ることになっており、TSMCには1000億ドルのクレジットを与えました。つまり、彼らにはまだ1500億ドルの投資余力があるということです。さらに、台湾は自国の中小企業に2500億ドルを投入する予定ですので、サプライチェーン全体を台湾からここに持ち込み、40パーセントの市場シェア獲得を目指します。そして残りのチップについては、規模の小さかったチップス法を2倍の規模に拡大しました。実質的に追加の資金を投じることなく、規模を倍増させたのです。また、Micron Technologyは米国内で2000億ドル規模の建設を進めています。このように、私たちは米国の半導体分野に1兆ドルを投資するつもりです。40パーセントの市場シェアを獲得し、万が一の事態が起きたとしても、少なくとも自分たちの身を守ることができるようにするのです。

ハワード・ラトニック(商務長官)


[マリア・バーティロモ]
 今の内容についての反応をお聞かせください。また、米国が外国の生産から独立できるようになるまで、あとどれくらいかかるとお考えでしょうか。


[ジェンスン・フアン]

 私たちはすでに非常に大きな一歩を踏み出しています。トランプ大統領とその戦略がなければ、今日の私たちはここにいなかったでしょう。トランプ大統領のあらゆる政策や、台湾とTSMCに対して米国内での建設を促してくれたことに、本当に感謝しています。
 これからの数年間、具体的には今後3年以上の間に、私たちは約5000億ドル相当のAIコンピューティング・システムを米国内で製造することになります。これは本当に素晴らしいことです。TSMCや台湾とのパートナーシップは、台湾にとっても有益です。台湾の拠点が米国へと拡大することは、彼らにとっても素晴らしいことなのです。もちろん、米国にとっても非常に喜ばしいことであり、多くの雇用を生み出します。そして、エコシステムを構築し、これらすべてのファブを完成させるには、おそらく数年かかるでしょう。しかし、10年以内には、私たちが独立していることは疑いようのない事実となっているはずです。


[マリア・バーティロモ]
 最近耳にする、いわゆる循環取引のような契約について、どのようにお考えでしょうか。NVIDIAはOpenAIと取引を行いましたが、周囲からは、誰が何を買い、誰がチップを供給するのかといった疑問の声が上がっています。こうした循環的な取引と言われるものについて、何かお話しいただけますか。


[ジェンスン・フアン]
 私たちはこれらの企業に投資を行い、その見返りとして株式を受け取っています。OpenAIへの投資や、イーロン・マスク氏のxAI、あるいはAnthropicへの投資の機会は、非常に素晴らしい投資機会です。現在、人類史上でも最高レベルの投資案件が生み出されています。私たちは彼らに投資をし、パートナーシップを築いています。
 私たちが行っている投資額は、私たちの売上全体から見れば、ごくわずかな割合に過ぎません。当然ながら、彼ら自身で資金の大部分を調達する必要があります。しかし、私たちが彼らのパートナーとなり、少額であっても投資をすることは、私たちにとって大きなチャンスなのです。


[マリア・バーティロモ]
 この動きが世界を変えているのは明らかですし、あなたはその中心にいらっしゃいます。投資額の大きさと、誰がそれを支出しているのかについて、あなたのお考えを伺いたいです。
 これまでは、ハイパースケーラーと呼ばれる大手テクノロジー企業がAIやインフラ構築に投資しているという話ばかりでした。しかし、先ほどのお話では、その裾野が大きく広がっているようですね。米国の一般企業やヘルスケア、自動車業界なども投資を行っているということでしょうか。


[ジェンスン・フアン]
 その通りです。既存のあらゆる企業が動いています。2週間前、デビッド・リックス氏と私は、イーライリリーとの大きな提携を発表しました。共同でAI研究所を設立し、AIを応用するための共同イノベーション・ラボを構築します。フィジカルAIや生物学的なAIにおいて非常に大きな進歩があったため、ついにこの技術を創薬の進展に役立てることができるようになったのです。
 過去2年、あるいはそれ以前の製薬業界の研究開発費がどこに投じられていたかを考えてみてください。それはすべてウェットラボ、つまり実験施設でした。今後は、もちろん引き続きウェットラボも重要ですが、その多くがAIに振り向けられるようになります。創薬やヘルスケア産業、自動運転車を開発する自動車産業、そして膨大なロボット投資を行う製造業において、研究開発費の転換が起きています。世界中の大企業が、その研究開発費をAIへとシフトさせているのです。スタートアップに関しても、昨年はベンチャーキャピタルにとって過去最大の投資の年となり、1000億ドル以上が投じられました。その多くは、AIモデルの上でヘルスケアや金融サービス、製造業向けのアプリケーションを構築するAIネイティブ企業に焦点を当てたものです。これらの産業やアプリケーションを通じて、最終的にはAIが、企業や人々が利用する具体的なアプリへと普及していく必要があるのです。


[マリア・バーティロモ]
 驚くべき内容ですね。これほどの規模のAI投資が、毎年、あと何年くらい続くと予想されていますか。どのくらいの期間がかかるのでしょうか。
毎年、数兆ドル規模の投資が行われるというお話ですよね。


[ジェンスン・フアン]
 疑問の余地はありません。間違いなくそうなります。世界の経済システム、つまり約100兆ドルの産業界について考えてみてください。そのうち、おそらく20兆ドルほどが研究開発費や運営費として使われています。その多くが、AIによって強化されることになるでしょう。
 もちろん、AIはこれまでのソフトウェアとは全く異なるタイプのものです。このソフトウェアを生産するためには、インフラ、すなわちAIファクトリーが必要になります。その理由は、AIは回答を生成するたびに文脈を把握しており、提供されたプロンプトや質問、指示、あるいは文脈に応じて、完全に独自のものを生み出すからです。そのため、生成されるものは毎回完全にユニークなものとなります。ほとんどのソフトウェアやコンテンツが事前に記録され、それを呼び出すだけだった従来のコンピュータとは異なり、AIはリアルタイムで完全に生成されるため、そのようなインフラが必要なのです。


[マリア・バーティロモ]
 これほど多額の資金がAIに投じられている中で、私たちはバブルに近づいているのでしょうか。あなたのお考えを聞かせてください。先ほど、毎年どれくらいの規模の投資が継続的に行われるとおっしゃいましたか。


[ジェンスン・フアン]
 約20兆ドルに及ぶ世界の研究開発予算が、これまでのやり方からAIに基づいた新しいやり方へとシフトしていくことは、かなり確実だと思っています。将来の研究開発予算は、膨大な量のインフラを動かすことになるでしょう。これはおそらく、人類史上最大のインフラ構築になるはずです。今後15年間で、多くの予測では85兆ドルに達するとされています。そして私たちは非常に多くのインフラを構築していくことになるでしょう。


[マリア・バーティロモ]
 毎年数兆ドルがこの分野に投入されるというお話ですが、そんなことは絶対に起こらないと言う人々には何と答えますか。それはバブルであり、最終的にこの資金を貸し付けている銀行や一部の企業が、損失を抱えて立ち往生することになると言う人もいます。AIに投資している企業の中には、資金を借り入れているところもあるということを忘れてはいけませんが、これはバブルなのでしょうか。


[ジェンスン・フアン]
 国や企業がインフラを構築する際に、資金を借り入れることは珍しいことではありません。しかし、現在私たちはバブルからはほど遠い状況にあります。なぜそう言えるかというと、NVIDIAがクラウド上に展開しているAzure、AWS、GCPなどのすべてのGPUが、すべて貸し出されているからです。CoreWeaveも同様で、すべて貸し出されています。実際、私たちのGPUに対する需要は非常に高く、数年前に販売したGPUのスポット価格が上昇しているほどです。この状況が真実を物語っています。Blackwellへの需要は信じられないほど高く、次世代製品であるRubinへの需要も凄まじいものです。クラウドにある過去の世代の製品への需要も驚異的です。現在起きているのは、あらゆる業界がAIに飛びついているということです。
 この数年、エージェント型システムや推論型AI、そしてしっかりと調査を行うことで以前のようなハルシネーションを起こさず、根拠の非常にしっかりしたAIが登場したことで、AIは大きな進歩を遂げました。AIは今や問題を解決できるようになっています。その結果、その上にアプリケーション企業を構築できるようになりました。
 私のお気に入りの一つであるOpenEvidenceや、NVIDIAの社内の至る所で使っているCursorなどが挙げられます。他にもElevenLabsSynthesia、ヘルスケア分野で看護師の方々に使われているAbridgeなど、素晴らしい企業がたくさんあります。これらの企業はすべて大規模言語モデルの上に構築されており、業界にとって本当に有用な問題をようやく解決し始めています。ですから、これは今後10年にわたる構築の始まりに過ぎないと考えています。いずれは、需要よりも供給が上回る場所が局所的に出てくるでしょうが、現在はそのような状況からは程遠いのです。


[マリア・バーティロモ]
 あなたはこのNVIDIAという会社を設立されました。本当に素晴らしい会社であり、あなたはその中心にいらっしゃいますが、他の人々もあなたの取り組みを見て、競争しようとしています。現在、競争は激しくなっていますか。


[ジェンスン・フアン]
 私たちの業界は信じられないほど競争が激しいです。多くの競合相手がいます。想像しにくいかもしれませんが。


[マリア・バーティロモ]
 ですが、Groqが突如として現れましたね。


[ジェンスン・フアン]
 ええ、なかなか想像しがたいことですが、Googleは長い間この分野におり、非常に優れたAI企業として活動しています。彼らは素晴らしい会社です。そして、私たちはあらゆる方面からの競争に直面しています。


[マリア・バーティロモ]
 それで、どうされるのつもりですか。


[ジェンスン・フアン]
 私たちはただ、速く走り続けなければなりません。現在、AIインフラ全体を構築できるのは、世界でNVIDIAだけです。先日発表したVera Rubinもそうですが、これら一つで300億ドル、400億ドル、500億ドルもするインフラを構築するには、6つの革新的な新型チップが必要です。この規模で物事を行い、毎年200億ドルの研究開発予算を投じているのは、世界でNVIDIAだけです。私たちは毎年新しい世代の製品を送り出しており、それによってトークン生成のコストを下げ、エネルギー効率を高めています。これを続けていけば、私たちは先行し続けることができるでしょう。


[マリア・バーティロモ]
 驚きですね。NVIDIAの研究開発予算が200億ドルですか。最後にお帰りになる前に、Groqについての計画を教えてください。


[ジェンスン・フアン]
 そうですね、Groqは極めて低遅延なトークン生成のために設計された新しいアーキテクチャを持っています。一方でNVIDIAのアーキテクチャは、高いスループットと高いエネルギー効率を目的としています。彼らのアーキテクチャは低遅延に特化しており、非常に素早くレスポンスを返すことができます。もしこの2つを組み合わせることができれば、かなり素晴らしいことができるかもしれません。


[マリア・バーティロモ]
 少しヒントをいただけましたね。今朝はお越しいただき本当にありがとうございました。


[ジェンスン・フアン]
 ありがとうございます。


[マリア・バーティロモ]
 感謝いたします。NVIDIAの創業者兼最高経営責任者、ジェンセン・ファンさんでした。





2. オリジナル・コンテンツ

 オリジナル・コンテンツは、以下リンクからご覧になれます。
尚、本投稿の内容は、参考訳です。また、意訳や省略、情報を補足したコンテンツを含んでいます。

Fox Businessより
(Original Published date : 2026/01/21 EST)



御礼

 最後までお読み頂きまして誠に有難うございます。
役に立ちましたら、スキ、フォロー頂けると大変喜び、モチベーションにもつながりますので、是非よろしくお願いいたします。 

だうじょん


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 本執筆内容は、執筆者個人の備忘録を情報提供のみを目的として公開するものであり、いかなる金融商品や個別株への投資勧誘や投資手法を推奨するものではありません。また、本執筆によって提供される情報は、個々の読者の方々にとって適切であるとは限らず、またその真実性、完全性、正確性、いかなる特定の目的への適時性について保証されるものではありません。 投資を行う際は、株式への投資は大きなリスクを伴うものであることをご認識の上、読者の皆様ご自身の判断と責任で投資なされるようお願い申し上げます。



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