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デザインにどっぷり浸かり、夜はスウェーデン・マルメへ|Day 8

朝のおしゃれカフェから始まり、Montana、Le Klint、raawii、Finn Juhl……コペンハーゲンのショールームを歩き続けた一日。夜はスウェーデンのマルメへ渡り、新しい宿へ。


朝カフェで、気合を入れる

この日は早めに起きて、あたりを散策しながらおしゃれカフェORSA。美味しいカプチーノでスタート。こちらのカフェはおしゃれな人が多いことに気がつく。きっと近所の人や常連さんなんだろうな、コペンハーゲンの日常らしい空間。
コーヒーを飲みながら、今日巡るブランドのリストを確認して。 気合を入れます。今日も1日、海外慣れしているトモコさんと一緒に回れるのは心強いです。

カプチーノ美味しかった


常連のわんこ、おやつをもらっていた

この日は朝から3Daysへ。早くからオープンしている場所は、朝ご飯が振る舞われるところも多数。私は、FDB Møblerでチョコクロワッサンの朝食をいただきながら、デンマークの家具の歴史に触れる時間に。
FDBはもともとデンマークの生活協同組合が、誰もが手に届く価格で良いデザインの家具をと1942年に立ち上げたブランド。
「いいデザインを、特別な人だけのものにしない」という発想が、北欧デザインの土台にあることを、お祭り気分の3Daysで、思い出せたのはいいことでした。
しかしFDB Møblerの展示ソファーでクロワッサンを食べながらというのは、なんとも3Daysらしい風景です。

このチョコクロワッサン美味しかった

ショールームを、歩き続ける

この日もショールーム巡り。 3Days期間中は、街中のブランドショップやデザインに関わる事務所などが特別展示を開いています。
そしてコペンハーゲンにはそんなデザインにまつわる場所の多さにびっくり。東京と比較したら人口なんて全く非じゃないのに。この国がどれだけ「デザイン」というものに価値があるのか理解している証拠だと思います。

さて、展示に戻ります。Montanaは、カラーシステムが有名な家具ブランド。 1982年、フリッツ・ハンセンのひ孫にあたるピーター・J・ラッセンが創業。 「モンタナシステム」は豊富なカラーパレットから組み合わせを選べる収納システム。 さまざまなデンマークを代表するデザイナーとのコラボレーションも有名で、カラフルな「キムポップ」とのコラボレーションが記憶に新しい。今回も運よく、弊ショップの担当者にお会いし、コレクションの説明を受けました。そして衝撃だったのが、キムポップの「キム」とは飼い犬の名前だとのことで、えーーー!とびっくり。これは帰国したら仕事仲間に共有しなければと思いました。

この記事貼っておきます↓記事中の写真にいる白いワンコがキムちゃん

このソファーの配色も素敵

Le Klintでは、職人が手折りするランプシェードの美しさに、見入ってしまいます。
建築家ペーザ・ヴィルヘルム・イェンセン=クリントが自宅の石油ランプ用に手で折ったシェードを作ったのが始まりというルーツを持ちます。
今でも一枚ずつ職人の手で折られていて、同じ柄でも一つひとつ微妙に表情が違うのが魅力。
レクリントは、職人の手仕事を優先し、機械による大量生産を行わないモノづくりを目指しているメーカー。SWIRLシリーズのデザイナー、オイビン・スロットにお会いした時も「量産しない」ものづくりについて話してくれたことを思い出しました。

インテリア業界はオシャレな人が多いな、そっちも気になる

raawiiは比較的若いブランドながらも、絶妙な配色が可愛く一度ちゃんと実物を見てみたいと思っていました。店内ディスプレイやショーウインドウもブランドイメージが強く出てコペンハーゲンの街並みに馴染んでいました。私は、コートハンガーがやっぱりいいな。やっぱり壁つけタイプだけれど。

外にあるベンチもRAAWII

Finn Juhlでは、食後のコーヒーがてら。名作椅子に囲まれて過ごすひとときはとても贅沢な時間に。フィン・ユールはもともと建築家として出発し、家具デザイナーとしては独学だった人物。1945年に発表した世界一美しいアームを持つと言われる「45チェア」。この椅子は、座面と背もたれを支える構造を分離するという、当時としては革新的な発想で作られたデンマーク・モダンの代表作です。(出典:Invaluable「Finn Juhl: The "Chairman" of Danish Modern」)。
しかし小市民の私は、そんな名作チェアにコーヒーをこぼしたらと心配でゆっくり座っていられませんでした。ちなみに長野の白馬村にフィンユール家具を思い切り堪能できるホテル「HOUSE OF FINN JUHL HAKUBA」があります。ここも素敵なのでぜひ!

一杯一杯入れてくれるカプチーノ

HEGEさんは弊サイトで取り扱っているブランドなので、あいさつをしに行きました。シンプルな日本らしいデザインは、外国人の方に人気のようでした。
BØNGUSTAはストライプ柄と刺繍ロゴが目印の、コペンハーゲン発のテキスタイルブランド。バッグが可愛いんですよ。マルメのセカンドハンドショップで悩んだアレ買って帰ればよかったと後悔しています。
やっぱり大人気のFramaは1878年創業の老舗薬局「セント・ポールズ・アポテーク」を改装した建物にあり、家具やキャンドル、香水などがディスプレイされて。去年たくさん販促記事書いたことを思い出しました。
MuutoにはPR用のカラフルなエコバッグ目当てで行ったのですが時すでに遅し。ショールームは馴染みやすいポップなニューノルディックスタイルでいっぱい。巨匠の名作家具とはまた違うよさがあふれていました。

Muutoのショールーム

遅めのお昼は、ミスター・フォーで

歩き続けてお腹が空いたところで、Kongens Nytorv近くにあるMr. Phoでフォーと生春巻きのランチ。やっぱり日本人、汁物が恋しくなります。中でもここのフォーはかなり美味しくおすすめです。デザインとデザインの間に、ベトナムご飯。 このギャップが、イケてるコペンハーゲンの旅をほぐしてくれます。

Mr. Ramenの姉妹店だとか

力尽きて、マルメへ

夕方、コペンハーゲン中央駅から電車に乗り、スウェーデンのマルメへ。オーレスン橋を渡ると、そこはもうスウェーデン。 コペンハーゲン中央駅から電車でたった35分ほどで国境越えです。
本来ならコペンハーゲンの中心部に泊まるのが便利ですが、3Days期間中は、ホテル価格が跳ね上がり、とてつもない値段に。それならと選んだマルメでしたが、この選択が思いがけず心地よい滞在につながりました。
朝から晩までデザインを見て、歩いて、考えた一日。頭の中はたくさんの刺激でいっぱいなのに、不思議と疲れよりも充実感のほうが大きい。コペンハーゲンの熱気を抱えたまま、この日は静かなマルメの宿で眠りにつきました。
デザインの旅は、まだ続きます。

まるで昼間の空だけれど時刻は夕暮れです

※このシリーズは2つのマガジンにまとめています。

📖 ちょうどよい旅へ。|北欧フィンランド
📖 北欧の暮らしと心地よさ ーちょうどいい暮らしのヒントー

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ニイクラ アキコ|北欧ライフスタイル研究家/片付け収納インテリアコーディネーター サポートしていただくのは大変嬉しいです^ ^ この記事をシェアしていただくとものすごくハッピーになれます!ありがとうございます♡