スペイン旅行#11 | トレド1日目 トレド大聖堂・クリスマスマーケット
グラナダから7時頃出発の列車に乗り、トレドに12時頃到着しました。(マドリードで途中乗り換えあり)
トレドは街全体が世界遺産に登録されており、「もしスペインに1日しかいられないならトレドへ行け」と言われるほどの名所です。
16世紀にマドリードへ遷都するまで首都だったトレドは、「16世紀で歩みを止めた街」と称され、キリスト教・イスラム教・ユダヤ教の3つの文化が融合した独特の街並みが残っています。
ということで、スペイン旅行の行程を組む中でトレドは外せないと考え、旅程に組み込みました。
街自体がコンパクトで日帰りも可能と紹介されていましたが、今回はグラナダからバルセロナに向かう途中に、1泊2日で立ち寄りました。
2日間のざっくりとした観光スケジュールはこんな感じです↓
1日目 トレド大聖堂
2日目 教会めぐり

トレド駅から旧市街へ
トレド駅
トレド駅に着いた途端、駅舎から古都の情緒が漂ってきた。駅舎が中世建築っぽい。


昔の建築を駅舎にリノベーションしたのかなと思ったが、イスラム様式とキリスト教様式が融合した「ムデハル様式」を20世紀初期に復元・再現した「ネオ・ムデハル様式」で設計されたものらしい。
比較的新しい建築ではあるが、スペインの文化財に指定されているとのこと。
エスカレーター
駅から旧市街へは徒歩で20〜30分で行けるみたいだったので、歩いて向かうことに。駅から川沿いの道を歩き、アルカンタラ橋を通った。

橋の上に露店(ドライフルーツ屋さん)があった。
ところで、トレドの旧市街は丘の上にあり、徒歩で向かうのは大変なため、エスカレーターが旧市街の端っこに設置されている。
エスカレーターに乗るにはアルカンタラ橋を渡って右手に進まないといけないのだが、我が家はうっかり前にいた人に続いてまっすぐ進んでしまった。
結果、バックパックを背負ってそこそこ傾斜のある坂を登ることになり、大変な目に‥。(徒歩で行く方は絶対エスカレーター使ったほうがいいです!)


トラブル発生
やっと旧市街に着いたと思ったら、今度はホテルの予約でトラブルがあり、急遽別の宿を探すことに‥!
トレドの街は小さいので当日に空いている宿があるのか心配だったが、ちょうど空いているアパートメントがあり、すぐに管理人の方が対応してくれたおかけで事なきを得た。(ホテルより安くて広くて快適だったので、結果オーライと思うようにしている)
そんなこんなで、ちょっとしたトラブルもあり、トレドの観光ができたのは17時を回ってからだった。
トレド大聖堂
夕暮れ時で時間が限られていたため、この日はスペイン・カトリックの総本山であるトレド大聖堂のみを見学した。
聖堂内


教会全体としてはゴシック様式で、内部の天井は高く、外壁にはステンドグラスが多用されている。


メインチャペルの裏側にバロック彫刻の傑作と言われる「トランスパレンテ」がある。
天窓からの自然光を利用して陰影を際立たせていることが鑑賞ポイントらしいが、日が落ちた後だったので、残念ながら光の演出を味わうことはできなかった。
聖具室
聖堂に付属する聖具室には著名な画家の絵画が飾られていて、まるで美術館のようだった。


トレドは画家エル・グレコが活躍した街として有名で、聖具室には彼の代表作「聖衣剥奪」が展示されていた。(ちなみにエル・グレコは「マニエリスム」という様式の代表格で、人体を細長く描いたり、独特の色彩を用いたりするのが特徴)

エル・グレコの名作を見た後、聖具室内をふらっと鑑賞していたのだが、突然カラヴァッジョ?に遭遇してびっくりした!
ガイドブックには全くカラヴァッジョの名前が出てきてなかったから調べてみると、この作品については美術史家のなかで真贋の判断が別れているらしい。(ちなみにここのキャプションにははっきりカラヴァッジョと書かれていた。)
といっても私のような素人に真贋の差がわかるわけではないので、カラヴァッジョかもしれないということでありがたく鑑賞。
クリスマスマーケット
大聖堂から外に出るとすっかり日が暮れていた。
なんとなくにぎわいのある方に歩いて行くと、大聖堂前の広場でクリスマスマーケットが行われていた‥!(この日は1月4日)



広場には屋台が並んでいて、チュロス、ワッフル、フライドポテトや雑貨が売ってあった。上の子はフライドポテト(10€!高い!)を食べ、下の子はメリーゴーランド(2€)に乗り、クリスマス気分を満喫していた。

宿に帰る道すがら、街路にもイルミネーションが飾られていて、街全体がライトアップされていた。
中世の街らしく、街路は狭く、緩やかに曲がっていて先が見えないので、街歩きするだけでもちょっとした探検感があって楽しかった。
