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宿題をやらない娘。反抗期だと思ったらADHDでした―中学生で成績急降下した娘が変わった家庭サポート

「宿題やりなさい」と何度言っても動かない。
些細なことで激しく怒鳴る。成績も急降下。

反抗期だと思っていた娘は、実はADHDでした。

今、こんな悩みを抱えていませんか?

  • 子どもに何度言っても、宿題や課題に取りかかれない

  • 些細なことで激しく怒る、感情のコントロールができない

  • 「反抗期かな」と思いながらも、どこか違和感がある

  • ADHDを疑っているが、何をすればいいかわからない

  • 子どもを怒ってばかりで、自分を責めてしまっている

もし、一つでも当てはまるなら、この記事があなたの状況を変えるきっかけになるかもしれません。

私自身、まったく同じ場所にいました。

ですが、特性を理解し、家庭での関わり方や声掛けを根本から変えた結果、娘の「できない」は少しずつ「できた」に変わっていきました。

あんなに荒れていた娘が落ち着き、なんと成績もオールAまで回復したのです。

しだいに家には笑い声が戻り、娘の未来を恐れではなく希望で思い描けるようになりました。

この記事では、その過程で実際に効果があった家庭サポートや声掛けの方法を詳しくまとめています。

周りに気付かれにくい「不注意優勢型ADHD」

ADHDと聞くと、こんなイメージを思い浮かべるかもしれません。

  • じっとしていられない

  • 衝動的に走り回る

  • 授業中に立ち歩く

けれど、その思い込みが、静かで目立たない子どものSOSを見えなくしているとしたら?

「どうして、できないの?」
「なんで、そこまでキレるの?」

そんな言葉を、何度となく娘に投げかけてしまった日々。私はずっと、娘の異変を「単なる思春期」「一時的な反抗期」として片付けていました。

なぜなら娘は、小学生の頃から真面目で成績も良く、手のかからない子だったからです。

だからこそ、気づいたときにはもう

娘は限界を迎えていました。

中学生になり、困りごとが目に見えて増えた

中学校に進み、学習内容が複雑化し、求められる自己管理のレベルが上がると、急に困りごとが増えていきました。

提出期限の前日になって、ようやく課題に取り組む。
夜遅くまでかかり、疲れ切ったまま登校する。

そんな日が、少しずつ増えていったのです。

アメリカの中学では、「2週間で完成させて提出」という課題が複数の科目で同時に出されることも珍しくありません。時間配分を誤れば、簡単に行き詰まってしまいます。

最初の頃は、追い詰められると驚くほどの集中力で帳尻を合わせていました。(これは後で分かったのですが、ADHD特有の「過集中」でした。)

けれど、学年が上がるにつれ課題の量は増え、一晩では終わらなくなっていったのです。

「成績を落としたくない」

そのプレッシャーから、課題を仕上げるために遅刻や欠席を選ぶ日まで出てきました。

何度もカレンダー管理を教えました。
タスクを細かく分ける方法も伝えました。

「うん、次はそうする」

毎回そう言うのに、できない。

良い成績を取りたいと、本人が一番思っている。
やらなければいけないと、分かっている。
それでも、体が動かない。

なぜなのか、本当に理解できませんでした。そして、その「理解できない」という感覚こそが、最大の問題でした。

娘の苦しみに気付いた夜

そしてもうひとつの変化。

おとなしかった娘が、家では些細なことで怒りを爆発させるようになったのです。

毎日のように私を怒鳴り、ある日、ほんの一言をきっかけにジュースを壁に向かって投げつけました。

床に広がるジュースをひとり拭きながら、涙が止まりませんでした。

「家庭が壊れていく……」

そんな恐怖を初めてリアルに感じた夜でした。

そしてある夜、お風呂上がりの娘の手の甲と手首に細かい擦り傷を見つけたのです。

息が詰まり、胸が凍りつきました。

できるだけ普通の声を絞り出して聞きました。
「それ……どうしたの?」

娘は少し黙ってから、消え入りそうな声で言いました。
「……別に」

その瞬間、やっと気づいたのです。

この子は、ずっと苦しかった。私が思っていたより、ずっと前から。

娘は「やらない」のではなく、「できなかった」のかもしれない、と。

この出来事をきっかけに、私は変わることを決めたのです。

私が変えたのは「娘」ではなく「関わり方」

どうしたら娘を救えるのか、必死で調べました。
日米のADHDに関する論文や体験談を読み漁り、たどり着いた答えはシンプルでした。

変えるべきは娘ではなく、私の関わり方でした。

正しい知識を持ち、サポートの仕方を変えただけで、あんなに荒れていた家庭に、再び笑い声が戻ったのです。

怒鳴り声が響く夜はなくなり、娘が自ら「今日、課題終わったよ」と笑顔で報告してくれるようになりました。

そして、自己効力感を取り戻していったのです。

【この記事でわかること】

この記事では、我が家の実体験や実際に試し、効果があった家庭でできるADHDサポートをまとめています。

  • 不注意優勢型ADHDの正しい理解

  • 「やりなさい」で動かなかった娘が、自分から動くようになった声掛け

  • 感情爆発を悪化させずに落ち着かせる、距離の取り方と対処法

  • 頭痛や倦怠感などの不調とADHDの関係

  • 課題を先延ばししなくなった、1センチ分割メソッド

  • 計画が続かない本当の理由と、自然と続くようになった仕組み

  • 「集中できなない」を解決した、環境のつくり方

  • カウンセリングだけでは足りなかった理由と、親の知識が鍵になる理由

  • 医師と正確に連携するための、記録シート(記録項目つき)

  • 「できない」から抜け出し、オールAに戻るまで

暗闇の中で出口を探しているお父さん、お母さんへ。

ADHDの子どもにとって、失われた自己効力感を取り戻すには、傷ついた時間の何倍もの月日が必要です。

そして関わり方を間違えると、その時間はさらに長くなってしまいます。そうなると、うつや不登校など二次障害が起こるリスクもあります。

だからこそ、できるだけ早く特性を理解し、それに合った関わり方を知ることが大切なのです。この記事が、その最初の一歩になりますように。

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