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【PR戦略立案】歴史観光名所からオンライン授業でブランディング

まだ確立されてない観光地からのオンライン授業

歴史ある観光名所からのオンライン授業という取り組みはまだ本格的な定常プログラムとして確立されておらず、単発的・実験的な実施にとどまっているのが現状。
特に城郭からの定期的なオンライン授業プログラムという点では、全国的に見てもまだ先行事例は少ない状況です。
なぜ確立されていないのか?考えられる理由はこちらです。

  1. 技術的・インフラ的課題

    • 文化財建造物内での高速・安定したインターネット環境の確保が難しい

    • 古い建造物内は電波が通りにくく、Wi-Fi整備が困難なケースが多い

    • 歴史的風致を損なわない形での配信機材設置が技術的に難しい

  2. 運営体制の問題

    • 観光施設のスタッフにオンライン授業の知識・スキルがない

    • 学芸員等の専門家が限られており、通常業務と並行して定期的な授業対応が難しい

    • 教育コンテンツの開発と授業実施を担う専門人材の不足

  3. 経済的課題

    • 設備投資コストの回収が不透明

    • 適切な料金設定(学校が負担できる範囲)と収益性の両立が難しい

    • 継続的な予算確保が自治体レベルで困難

  4. 教育制度との連携の壁

    • 学校のカリキュラムとの整合性確保が難しい

    • 学習指導要領に沿った内容構成の専門性が求められる

    • 学校側の時間割や年間計画との調整が複雑

  5. コンテンツ開発の難しさ

    • 観光案内と教育コンテンツは異なるアプローチが必要

    • 対象学年や学習段階に応じた内容の最適化が必要

    • 一方的な解説ではなく双方向性のある授業設計の難しさ

障壁はあるが、歴史観光名所からのオンライン授業は、PRとして非常に効果的な手段になります。

オンライン授業によるPR効果

  1. 新たな顧客層の開拓

    • 学校という組織的なチャネルを通じて多数の児童・生徒・教員にアピール

    • 将来の来訪者となる若年層への早期からの認知形成

  2. 教育的価値の付加によるイメージ向上

    • 単なる観光地ではなく「学びの場」としての価値を示せる

    • 文化財保護や歴史教育への貢献という社会的意義をアピール

  3. 口コミ効果の拡大

    • 授業を受けた児童・生徒が家族に体験を話し、家族旅行の目的地として検討される

    • 教員を通じた他校への情報拡散

  4. メディア露出の機会創出

    • 先進的な取り組みとして地元メディアや教育専門メディアに取り上げられる可能性

    • SNSでの話題化による自然な拡散

  5. 修学旅行や校外学習の誘致

    • オンライン授業を入口として実際の訪問につなげるきっかけになる

    • 事前学習・本訪問・事後学習という一連の教育プログラムを提案できる

オンライン授業は、直接的な集客だけでなく、文化的・教育的価値を持つ施設としてのブランディングにも大きく貢献し、長期的な認知度・好感度の向上につながる取り組みとなるでしょう。

では、障壁の打開策として、

  1. 全てリアルタイムではなく録画動画を混ぜることで技術的・インフラ問題の一部と通常業務の平行は解消

  2. 単なる説明だけだと一方通行になるが、問題を出すなどの工夫で録画でも双方向性は担保できる

  3. 観光地の歴史のタイミングでオンライン授業を行うため、計画しやすくなる。

例)熊本城から行う場合
1601年(慶長6年)~の授業のタイミングで導入する。

公立校こそ取り組む価値がある

国の新年度予算で高校授業料無償化が成立。
公立私立も対象となるため、一部では私立に人材が流れて、公立に入る人が少なくなると言われている。
であれば、導入価値はあると考えます。
これだけで上記の問題点が全て解決とはならないが、きっかけの1つになるのでは。
また、この取り組みが上手くいけば、メディアも注目する可能性も高い。報道されると
観光名所や学校が恩恵を受けるだけでなく、自治体も恩恵を受けるのは言わずもがな。

課題は必ず出るが、億単位の予算も必要ないですし、やり方次第では、ローコストでハイリターンを得られる可能性を秘めた戦略ではと思いますがいかがでしょうか。

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