厳選3銘柄・割安スコープ「第5章」
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はじめに
多くの投資家は、売上成長率が鈍ると「この企業はもう終わった」と判断しがちになる。
しかし、すべての企業にとって成長鈍化はネガティブなサインとは限らない。
むしろそれは、その企業が社会インフラとして定着し始めた証拠である場合がある。
この企業は、DXの中心に位置している。
クラウド、データ連携、業務自動化、セキュリティ。
IT社会を支える根幹に深く関わっているにもかかわらず、
AIや半導体のような派手なテーマ株として語られることはほとんどない。
理由は単純で、
この企業の価値は「話題性」ではなく「必要性」によって成り立っているからである。
IT化が進めば進むほど、
企業や社会はこの仕組みなしでは回らなくなる。
一度導入されると簡単には外せず、
景気が悪くなっても真っ先に削られる対象にはならない。
急成長もしない。
爆発的なニュースも出ない。
しかしその一方で、需要は静かに、確実に積み上がっていく。
本稿では、この企業を
「成長が止まった企業」ではなく、
「社会インフラへと移行した企業」として捉え直す。
テーマ株の陰に隠れながら、
DXが進むほど存在感を増していく企業とは何か。
その構造を、順を追って見ていく。
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