③京都のホテルで学んだ、技術より大切なこと
足つぼとアロマトリートメントに通ううちに、私の中で少しずつ変化が生まれました。
施術を受けるたびに足が軽くなり、香りに包まれることで心まで穏やかになる。
「どうしてこんなに体が楽になるのだろう。」
そんな疑問が、やがて「もっと知りたい」という気持ちへ変わっていきました。
自分自身の体が変わっていくことを実感したからこそ、趣味ではなく、本格的にアロマについて学びたいと思いスクールへ通い始めました。
アロマ専門スクールにて
学びを進める中で知ったのは、アロマ精油は単に「いい香り」を楽しむものではないということでした。
植物から抽出された天然の精油には、それぞれ異なる特徴があり、香りが心や体へ与える影響について学びました。
さらに、体の仕組みや筋肉、リンパの流れなども学び、鼻づまりや生理痛
など、お客様のお悩みに合わせて精油をブレンドする方法や、そのお悩みに応じてどの部位へアプローチするのかを実践を交えながら学んでいきました。
知れば知るほど、体はすべてつながっていること、そして自然の力を上手に取り入れることの大切さに魅了されていきました。

京都市内ホテルでのアロマセラピストとしての経験
そんな中、講師の先生が京都市内のホテルでアロマセラピストの研修講師をされていることを知りました。
そのご縁から、私も京都市内のホテルでアロマセラピストとして勤務する
機会をいただきました。
ホテルには、観光やお仕事でお越しになる全国各地のお客様がいらっしゃいます。
施術では、お客様のお話を丁寧に伺い、その日の体調やお悩みに合わせて
精油をブレンドし、一人ひとりに合わせたトリートメントを行っていました。
また、定期的な研修では、各ホテルで勤務するセラピストとともに技術や
接客を学び合い、お互いに刺激を受けながら技術向上にも努めました。
そこで私が一番大切にしていたのは、「お客様のお声に寄り添うこと」
でした。
施術後には、「体が軽くなった」「顔色が明るくなった」「ぐっすり眠れそう」と笑顔で帰られるお客様の姿を見て、この仕事のやりがいを日々感じていました。
そして何より嬉しかったのは、「京都へ観光に来ることも楽しみだけれど、あなたに会いに来るのも楽しみです」と言ってくださるお客様が増えていったことです。
退職が決まった時には、お手紙を書いてくださる方や、私の勤務日に合わせてホテルの宿泊予約を取ってくださる方までいらっしゃいました。
その時に感じたのは、私がお届けしていたのは施術だけではなかったということです。
お客様との会話、安心できる時間、信頼関係。
トリートメントを通して築いてきた人とのつながりこそが、私にとって一番の財産になりました。
この経験は、現在のサロンでも変わることなく大切にしています。


ふりかえって
技術だけではなく、お客様一人ひとりの気持ちに寄り添い、「ここへ来ると安心する」と思っていただける場所でありたい。
その思いは、ホテルでアロマセラピストとして過ごした日々が教えてくれた、大切な学びです。
次のnoteでは、結婚後の妊活を綴っていきます。
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