AI時代でスキルの価値はなくなっていく。でも経験は死なない
最近、Claudeをめちゃくちゃ使いまくってるんですけど、気づいたことがあって。
今まで何年もかけて身につけてきたスキルって、AIで結構あっさり「インストール」できちゃうんですよね。
そのことが、ずっと頭の片隅にひっかかっていて。今日はその話をしようと思います。
AIがスキルを「インストール」できる時代になった
例えば最近だと、ClaudeからFigmaを直接操作できるようになりました。
「こんな画面作って」って頼むと、Figma上にデザインを作ってくれるんですよね。新しい画面だけじゃなくて、既存の画面の修正もできたりする。
もちろんまだ苦手な部分はあって。フォントサイズを合わせるとか、コンポーネントをきちんと使うとか、オートレイアウトをきれいに組むとか、そういう細かいところはまだ自分で調整してます。
ただ、コンポーネントを一から作らせる、みたいな使い方は結構いい感じで。ボタンやモーダルのデザインって、手でやると地味に時間かかるんですよね。それをAIに任せると、コンポーネント名もプロパティもつけた状態でサクッと出してくれる。
これ、便利すぎてちょっと怖いw
スキルの価値がじわじわ下がっていく感覚
Figmaの使い方を覚える、オートレイアウトをちゃんと使いこなす、コンポーネント設計をきちんとやる——こういうスキルって、ちょっと前まで「デザイナーとして一人前かどうか」の指標みたいなところあったと思うんですよね。
でも今はAIがサクッとやってくれる。
バナーもLPも、一瞬で出てくる。議事録だって、自動生成が当たり前になってきてる。コードも、エンジニアが手書きで書く場面はどんどん減ってるんじゃないかなと思ってます。
「パソコンを使って何かをする」っていうスキル全般が、AIに置き換わっていく感じがして。自分の中でじわじわ危機感が出てきてるんですよね。
Flash職人だった頃の話
ここで思い出すのが、Flashの話です。
若い人には馴染みがないかもしれないんですけど、Flashっていうのはブラウザ上でアニメーションを動かせる技術で、10〜20年前はめちゃくちゃ流行ってたんですよね。
当時の僕の仕事の8〜9割がFlashでした。どんなサイトを作るにもFlashをどう入れるか、ってセットで考える時代だったんです。
でもiPhoneが登場して、スティーブ・ジョブズがFlash非対応を宣言して、HTML5が台頭してきて——気づいたらFlashの仕事がゼロになりました。
Flash職人だった自分の仕事が、消えたんですよね。
スキルは死んでも、経験は生き残った
ただ、振り返ってみると。
Flashで身につけたアニメーションの感覚、「動きに意味を持たせる」感覚は今も使ってる。Flash上でやっていたプログラミングの経験があったから、JavaScriptを学ぶのもすんなり入れた。
スキル自体の価値はほぼゼロになったけど、経験として積み上がったものは、次の仕事でも使えた。
今回のAIも、同じことが起きてるんじゃないかなと思っています。いや、もしかしたらそれ以上のインパクトかもしれない。
これからデザイナーに残るもの
AIに仕事を任せつつも、「これはどうかな」ってレビューできる感覚。修正サイクルを回せる判断力。AIに何をどう頼むかの設計力。
こういったものは、経験がないと難しいんですよね。
あとコミュニケーションスキルとか、プロジェクトを前に進めるオーナーシップみたいなものも、AIには代替できない。むしろAIが作ったものをそのままリリースはできないので、「ちゃんと届ける力」の価値は上がってくるんじゃないかなと思っています。
デザイナーだけじゃなく、どんな仕事でも同じかもしれないですけど。
おわりに
パソコンでできるスキルが腐っていくスピードが、どんどん加速しています。
その中で自分の経験をどう積んでいくか、コミュニケーションスキルをどう磨いていくか。それをやっていかないと、この時代を生き残っていくのは難しいかもなーと改めて思いました。
どういう人がAI時代に残っていきやすいのか、また別の回でも話していきたいと思います。
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