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【手探り中ラジオ】第7回:言語能力テストの結果について

こんにちは、横田です。

Podcast「手探り中ラジオ」第7回を配信しました。

今日は、この前受けた言語の検査の結果が返ってきたので、その話をしたいと思います。
話す言葉、つまり「書く」より「話す」ところにフォーカスした検査でした。

いつも言ってますけど、僕は専門家じゃないので、用語とか解釈とか、間違ってるところもあるかもしれません。
あくまで、そこから一人の親として感じたこと、として聞いてもらえると嬉しいです。

🎧 Podcastで聴きたい方はこちら

【Spotifyリンク(第7回エピソード)】

■ そもそもの、きっかけ

実はこの言語の検査の前に、知能検査を受けてまして。

そこで、うちの子に凸凹があるって、はっきり出たんですね。
ギフテッドの要素もありつつ、ADHD、あとASDの傾向もあるかもね、みたいな感じで。

凸凹でいくと、図形を読み解く力みたいなところがめっちゃ高くて、言葉を理解する力も、そこそこ高い。一方で、ワーキングメモリーや処理速度は、平均くらい。上の方が高くて、下が平均やから、凸凹なんよ、と。

で、言葉を理解する力は高い方なんですけど。
相談していたお医者さんやサポートしてくれる方々から、「理解する力は高いんだけど、その言葉を"使う"力の方に、ちょっと課題があるかもしれません」という話をいただいたんですね。

これは能力や特性の問題なのか、そもそも語学の問題なのか、分からない。

うちは第一言語は当然、日本語です。
僕は英語が全然ダメなんですけど、学校では基本、英語。
だから、もしかすると、本人からすると英語の方がコミュニケーションを取りやすい、っていうところもあるかもしれない。

そういう語学の問題かもしれないので、英語側でもう少し詳しく見た方がいいかも、と。
そんなアドバイスをいただいて、やってみたのが、今回の経緯です。

今回の検査は、話し言葉を細かく分解して測ってくれるみたいで。
言葉の意味をどれだけ分かってるか、反対語や類義語、自分の言葉で表現する力、文を組み立てる力、文法の理解、文脈から意味を推測する力。
そういういろんな角度から見て、同い年の子と比べてどの辺りにいるか、を出してくれるものでした。

■ 結論、また凸凹でした

結論から言うと、これも見事に凸凹でした(笑)。

受け取る力、つまり聞いた言葉を受け取って理解する力は、やっぱり高かった。
英語でやってるので、比較対象は当然ネイティブの子たちなんですけど、第二言語の彼が、そのネイティブの子たちよりも高い水準だったんですね。

でも、自分から言葉を出す力。
これがめっちゃ低かった。
受け取るのは強いけど、出すのが弱い。

もう一つ低かったのが、文脈から意味を推測する力。
前後の流れから「こういう意味やな」と予測するのが、すごく苦手でした。

この「受け取るのは強いのに、出すのが弱い」っていうのは、本当にそうなんですよ。
意味は分かってるけど、言葉が出てこない。詰まってる、みたいなことがある。

調べてみると、こういうことらしくて。
本人はいろんなものを受け取ってる分、頭の中でいろいろ絡み合ってるんですよね。
一つの出来事に対して、真正面から受け取るだけじゃなくて、その左右にある別の出来事とか、因果みたいなところも、たぶん色々考えてる。
それを全部含めようとすると、ぴったりな言葉が出てこなくて、余計に詰まる、と。

面白いのが、図形や数字のパターンを読むのはめっちゃ得意なのに、それを言葉にした瞬間に、全然ダメ。
言葉って、もう一段、抽象的になるんですよね。
はっきりした答えが出てこない。だから難しいんやろうなぁ、というのも分かりました。

■ 数字より、嬉しかったこと

このテスト、数字以外に、受けてる様子もレポートにまとめてくれてて。これが結構、面白かったんです。

40分の検査を3回やったみたいなんですけど、最後まで前向きに受けてたみたいで。先生も「すごく頑張ってたよ」と報告してくれました。

で、報告書の中に、「野球やサッカーの話になると、饒舌になってた」と書いてあったんですよ。

これ、親としては、ちょっと嬉しかったんですよね。
野球もサッカーもムラがあるので、「本当は長男に連れられてるだけで、好きちゃうんかな」と、親として心が揺れることもあったので。
あぁ、ちゃんと好きなんやな、と分かって。

あと、分からない時に、自分から「もう一回言って」って聞き返せてたみたいで。
ちゃんと自分からヘルプを出せてるんやな、というところも、少し安心しました。

■ 環境で、力が変わる

今回検査してくれた先生が、めっちゃ明るい方で。
彼のパーソナリティをすごく褒めてくれるし、明るく表現してくれるし、盛り上げてくれる人だったんですね。

次男は、そういう人が大好きなんですよ。
逆に、日本のかっちりした雰囲気には、結構、空気に飲まれてしまうところがある。
だから、本人にとって、すごくやりやすい環境だったんやろうなと思いました。

環境とか、雰囲気とかで、本人が力を発揮するかどうかが変わる。
これって大人でも当たり前の話なんですけど、改めて、そうやなぁと感じたところです。

■ 日本語って、この子には難しいのかも

これは結論が出てるわけじゃなくて、今、考えているところなんですけど。

「文脈が読めない」という結果から、思っていることがあって。

僕の仕事でも取り扱っていることなんですが、日本語って、いわゆる超ハイコンテキストな言語と言われてるんですよね。
文化とか、空気感とか、文脈みたいなものを、みんなで共有できてる。
だから、全部言わなくても、空気で察する。
言葉以外のところで理解し合う。

一方で、英語は比較的ローコンテキストで、しっかり言葉にしないと伝わらない代わりに、曖昧さが少ない、と言われています。

そう考えると、文脈を読むのが苦手な次男にとって、日本語って、めっちゃ難しいんやろうなぁ、というのを改めて感じています。

今、英語中心でやってるのは、たまたまなんですけど。
そういう意味では、結果的に、本人のストレスが少しは減ってるのかもしれない。

どっちかの言葉を選べ、みたいな話ではないんですけど。
彼にとっての日本語のしんどさは、理解してあげないとあかんな、と思ってます。

日本人として、日本語ができるのは、めちゃめちゃ大事なこと。
でも、「日本人なんだから日本語をやりなさい」って、そんな単純な話でもないのかな。
今はぼんやりとですけど、そんなことを感じています。
このあたりは、今後も考えていかなあかんところやなと。

■ これから、やっていくこと

このテスト結果を受けて、これから何をしていくか、なんですけど。

学校で、ソーシャルスキルトレーニングをやっていくことになりました。

具体的には、グループで人の気持ちを想像してみるとか、ちょっとした問題を自分で解決してみるとか、会話のキャッチボールをうまくやっていくとか。いろんなテーマを持ちながらやっていくみたいです。

新学期からスタートする感じなんですけど、なんか「スパイになりきってやってみる」みたいなのもあるらしくて。たぶん、本人好きそうやなと(笑)。

「トレーニング」って聞くと、ちょっと身構えるんですけど。
こういうのを明るくやってくれるので、本人も楽しみにしてる。
これは本当にいいなと思ってます。
その様子も、また話せたらなと思います。

■ 伝え方ひとつで、こんなに変わる

途中でも触れましたけど、検査を受けて、結果が返ってきてフィードバックされるって、結構ストレスなんですよね。

でも今回の先生は、全然ネガティブな感じがなく、伝えてくれた。

当たり前の話なんですけど、改めて、「どう伝えるか」って、人の感情にとって本当に大きいなと思いました。
ちゃんと強みを拾って、前向きに伝えてくれると、結果がどうであれ、受け止めやすい。

逆に言うと、伝え方ひとつで、同じことでも素直に受け取れなかったり、ネガティブに受け取ってしまったりする。
それって、伝える側が与える影響なんやろうな、と。

人に関わる仕事をずっとやってきて、日々思ってることではあるんですけど。
今回の先生の対応を見て、改めて感じたし、自分のことも見直すきっかけになったなと思っています。

今日は、次男の検査結果の話をさせていただきました。

おそらく、いろんな検査を受けていらっしゃるご家庭も多いんじゃないかなと思います。
「うちはこんなことやったよ」とか、「結果、どう受け止めたよ」とか。そんな話も、ぜひ聞かせてもらえると嬉しいです。

番組の概要欄にお問い合わせフォームがありますし、noteにメッセージをいただいても、ちゃんと見ています。いただけたら嬉しいです。

では、今日はこの辺で。手探り中ラジオ、横田でした。

🎙️ この記事のもとになったPodcastエピソード 「手探り中ラジオ #7 受け取るのは得意、でも言葉が出てこない」

【Spotifyリンク(第7回エピソード)】

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