オタクの思い「推しているからこそ売れてほしくない」
どうも、彼氏♡です。
前回の記事、まあまあな反響でこんな老害爺の駄文にも興味持ってくれる人は結構いるんだなあと感じています。
今日のタイトルはなかなかセンセーショナルです。
【推しているからこそ売れてほしくない】
まず断っておきます。これは私の感情や思想ではないです。
むしろ私は推しているアイドルにはめっちゃ売れてほしいし、なんなら大ヒット曲も出てほしいし、紅白やFNNやTIFメインステージに自動で気に出れるようになってほしいくらいの感覚で見ています。
私が長年居座っていた地下アイドルという界隈には、タイトルのように「売れないこと」を切に願い続けるオタクは一定数います、信じられないことに。
まず前提として、地下アイドルといってもその子の目指す場所が色々あります。
・いつかはハロプロや坂道のような大きなグループに入りたい
・自分たちで大きな会場でワンマンライブできるようになりたい
・グループはステップであくまで個人として売れたい
・最高峰のフェスに出たい
そういう野心を持って活動している子は大勢います。
大きなグループについてはハロプロや坂道までいかなくても
、最近はヒロインズやカワラボを目指す子も多いですかね。
ごく最近ではヒロインズのオーディションに2万5千だか応募があったような話もききました。もちろん全員がトーシロではなく、過去もしくは現在に地下アイドル活動をしている子も相当数含まれているとは思いますが。
アイドルというのは夢を売る商売、いかにその夢を高く大勢の人に買ってもらう商売というのもよく言います。
ですから、大きなステージに立ちたいという野心は商品の一つなのだと思います。
いわばこれは「売れたい」地下アイドルといったところです。
ただすべてのアイドルがそういった野心を持っているわけではないと思います。
・ただ単にちやほやされたいだけ
・趣味程度でライブ出れればいいや
・アイドルはやりたいけど、自分には大きなグループに入るようなポテンシャルもないから目指さない
こういう子も存在します。
売れないというよりも「売れる気はない」といった方がいいですかね。
あ、ここではそんな子自分は推しません、的な惟謙は求めていないです。
上のケースはどちらもアイドル側の意識の問題です。
一方でアイドル側は「売れたい」と思っていても、ついているオタク側は「売れてほしくない」とかたくなに願っていて、大きく足をひっぱっているケースは時々散見されます。
地下アイドルというものは
A)ある程度事務所の力によって上がっていく要素が最初からあるアイドル
B)事務所の力やバックボーンは小さく、楽曲やメンバー個人、SNSなどで人気を挙げていくアイドル(最近はだからこそTiktokでバズったもん勝ちの傾向が強い)
ざっくりいうとこんな感じです
A)のアイドルは正直事務所の力といいますか、先輩グループの影響といいますか、それなりに地下アイドルを知ってるオタクが集うことが多いです。
問題はB)のアイドルです。
最近は完全なズブのトーシロは減ってきましたが、メンバーはアイドル未経験であったり、コンカフェ出身者であったり、地下から地下への転生組であったりと、要は運営含めアイドルとして「売れている」経験を持つ子が少なかったりします。
別にそれが悪いというつもりは全くないのですが、地下アイドルは売れてなければ売れていないほど「オタクとの距離が近い」という一つの特徴があります。
売れていないということは当然ついているオタクの数も少ないわけですから、付いているオタク1人1人に割ける時間というものが必然的に増えます。
わかりやすい例でいえば、Xのポストに対してのリプライであったり、並ばずチェキが撮れたり、特典会でのトーク時間であったり、生誕祭などのイベントごとは簡単に運営に相談出来たり、毎日の無料配信でのコメントのやりとりなど、かなり目に見える形で距離感が近いのがわかります。
ライブも全員に目の行き届く小箱で1回の単価も安価なものが多かったりします。
しかし売れてくると当然ながら1人1人に割ける時間は減ります。そうですよね、ファンの数が増えるのだから。
そうすると、売れていないころについたオタクとしては
・Xの常時リプライがなくなる
・Xの相互フォローが解除される
・XやInstagramでDMが送れなくなる
という目に見える形での距離感が遠のきます。
さらにはより大きな箱でのライブが中心になる、より高いライブ代がかかるようになる、チェキの値段が今まで1000円だったものが2000円になり、人も圧倒的に増えて待ち時間が増え、会話時間も短くなり、なおかつコメントもサインだけになる。。。といった変化が生まれます。
楽曲やライブパフォーマンスの方向性も変わりますし、カメラでの撮影メインのオタクにとっては致命的な撮影禁止現場になることもあります。
こうした変化は売れるという過程ではほぼ確実に起きます。
ただこれを「良しとしない」層が一定数いるのも事実なのです。
・昔はこうだったのにな
・以前は許されていたのにな
で受け入れられて、それでも推し続ける、という人はまだいいです。
この変化をいつまでもアップデートできない、いわば変化を受け入れない人がかなりいます。
そりゃ楽曲の方向性やコンセプトが変われば、自分が推したいアイドル層との乖離が生じて推したくなくなるというのも一理あるでしょう。
だからといって、売れていないときの方向性を維持しろ、そっちに戻せというのは違うと思いますが、それを堂々と要求し、受け入れられなければアンチ化するオタクは一定数います。
金銭的負担も増えるので、比較的若いオタクが多い方お思いきや、ほとんどがいい歳した大人であることが多いです。
彼らにとってのアイドルとは
「自分だけのアイドル」
であり続けてほしいわけです。
売れてしまうことによって、自らの近くから離れて行ったり、多くの目に触れて自分の存在が薄まることが何よりも嫌なんですね。
だから出てくるんですよ。売れ出すとモメだして
「じゃあ今までのチェキ代全部返せ!」とか
「どうして自分は昔から支えていたのに特別対応してくれないんだ」とか
「前から応援しているのに、結局ポッと出の金使うやつが偉いんか?そうじゃないだろ!もっと既存のファンを大事にしろ」とかね。
結局この人たちは、売れてほしくないんですよ。売れたら困っちゃうんですよ。
露骨にいるんですよね。
DM禁止になったからもう推せないな、とか言っちゃうやつ。
結局はアイドル推したいのではなく、無料で若い女の子とやりとりしたいだけ。その目的が達成できなければ意地でも引き戻そうとしてくる。
売れかかっているアイドルには必ずと言っていいほどこういう問題が出ます。
アイドル側も、運営も、今までの貢献度(特に全然人気がない時の動員、売り上げは極めて重要)から露骨に斬れないという心理もあります。
で、こういう「売れないこと」を望むオタクのせいで葛藤やストレスを抱え、結局いい感じになってきたのにそこから抜け出せないで結局売れないで終わったアイドルはたくさんいましたから。どことは言いませんけど。
こういうオタクはですよ、自分の意志で売れようとしない、オタク囲ってちやほやされているだけで幸せなアイドル(なのか?)の養分に本来成り下がるべきです。そういう子であれば少なくともずっと近い距離で居続けてくれます。
事実、アイドルを称しながらも何年も同じ位置に居続け、別に新しいことにチャレンジもせず、ただ定期的なライブ、オフ会(集金イベ)の繰り返しだけで生き延びているような子もいるわけで。それも1年や2年じゃなくて5年も10年たっても同じままで、そこに喜んでいるオタクもいることはいるのですし。
だからそういう子と売れたがっている子を同じ目線や同じ基準で推そうとするのがもはや違うんだよなと思いますね。
売れないことを願うのは自由ですけど、それが強要や過大な要求となったとき、1つのアイドルの形をつぶす存在になりうるんですよね。
皆さんは、自分の推しにはやはり売れてもらいたいですか?それとも今のままの距離感が維持されるのであれば売れないままでも満足でしょうか?
是非皆さんのご意見も聞かせてください。
