昨日は父の命日だった。
もう、7年経つのかなぁと、自分でもあやふやになるくらい月日が流れている。
だけど、1日たりと父のことを思い出さない日はない。
父の命日の前々日に、娘が父の夢を見たらしい。
娘は父の命日に実家に行けないので、父が夢に出てきて、なんとなく罪悪感をもったみたいだ。
どっちにしろ、娘は月末に実家に行く予定があるので、気にしなくていいよと言った。
なにしろ、父の命日の翌日は娘の誕生日。
父は意図的に亡くなる日を決めていたとしか思えない(笑)
たまたま命日の前日に、娘と行かなければならない場所が、父の好きな川魚の佃煮屋さんの近くであることに娘が気づいた。
娘は父に佃煮を買って、実家に持っていって欲しいと言った。
なんて、心優しいのだろう。
私は父が、川魚の佃煮が好きなことも忘れていた。
実家の仏壇に娘が買ってくれた川魚の佃煮を供える。
喜んでいるだろうなぁ~。
川魚の佃煮を食べるのも嬉しいけれど、これが娘が持たせてくれたものなのが、もっと嬉しいだろう。
娘のことは、すごく可愛がっていたから。
父はずっと闘病生活をおくっていたので、妹がほとんど介護してくれていた。
父がなくなった時は、かなりショックで、もっといろんなことをしてあげればよかったと後悔しているようだった。
だからなのか、ずっと夢にも出てこなかったらしい。
でも、今年の命日の前には、父が亡くなってから初めて夢に出てきたそうだ。
父は笑っていたって。
よかったなぁ~と思う。
2年くらい前に、霊能者に父の声を聞いてもらったことがある。
なんとなく、妹がずっと後悔しているようで、私自身も心苦しく、なんか元気になってくれる方法はないかとずっと考えて、いきついた答えだった。
どんなことを父が話すのか? わからなかったので、私一人で霊能者のところへ行く。
もちろん、妹には霊能者のところへ行くことは黙っていた。
霊能者から伝えられた言葉は、「飛行機の時間が迫っていたから、家族で楽しい時間を過ごしたかったけど、仕方なかったんだ」と。
誰でも飛行機に乗る時間が決まっていて、ギリギリ最後まで延ばす事はできても、最終便には絶対に乗らなくてなならない。
どんなに楽しい時間を過ごしていても、最終便には乗らなければならない。
だから、仕方なかったんだと伝えて欲しいと。
もちろん、家族と過ごした時間はとても楽しいもので、妹にはとても感謝していると。
霊能師は、そもそも、親孝行は3歳までで終わっているということも話してくれた。
3歳くらいまでは、何もわからずわがままとか言うけど、それでも可愛い。
その存在自体が可愛い。
そっか、私たちは何もわからないうちに、親孝行をしていたんだなぁ~と思ったら、泣きそうになった。
社会人になって働いてから、親孝行すると思っても、もう、親孝行は終わっている(笑)
私と妹も親孝行はしてたんだ。
しばらく悩んだが、妹にこの話を伝えた。
妹は涙を流していた。
少しは癒やされたんじゃないかと思った。
実はこの話は、私が父に対して何も出来ないと後悔していて苦しんでいたのかもしれないと思った。
私が癒やされたくて、霊能者のところへ行ったんだと確信した。
霊能者はそれを全部わかっていて、父の言葉をうまく翻訳してくれたのだろう。
これ、私の悪い癖だ。
自分の気持ちを他人の気持ちに投影して、可愛そうとか、苦しそうと思っている。
自分のほんとうの気持ちから目をそらしている。
だけど、それ、全部私の気持ちだ。
ここ2年位、父の命日になると、このことを振り返る。
今もいろんな私の気持ちを他人に投影しているから、見直そう、と。
父が私にそうさせてくれているんじゃないかと思う。
あの世に行っても、親は親なんだね。
そんなおせっかいな父が私の父でよかった。
ありがとう、お父さん。
