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摂食障害~治らないことを願う人たち~

共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


摂食障害。

極端に食事を制限したり、
過剰に食べ過ぎて嘔吐を繰り返したりする症状。

これまでも、
摂食障害については
様々散らばらせて発信してきました。

中には、摂食障害について
特化してまとめた記事もありますが、

これは、
大学院の臨床心理専攻で学ぶ以前の記事です。

DSMや臨床心理の概論書をもとにしているので、
症状に関する情報は
ある程度確かなものです。

しかし、治療法については賛否両論。

そして、
大学院で学んでいくにつれて、
摂食障害の深淵部分
少しずつ触れ始めています。

摂食障害は、
神経症という比較的軽いレベルの場合もあれば、

本当に生命に関わるレベルの
精神病というレベルの場合もある。

摂食障害という病理の根っこ、
最も深い部分にある「本質」は何なのか。

そんなディープな内容をまとめていきます。

これまで既に発信した情報を
集約した部分もありますが、

さらに深い部分にふれた内容も
盛り込んでいきます。
何か気付きある記事になれば幸いです。



「母性」の拒否

まずは、比較的浅いところから。

摂食障害は基本的に、
思春期になってから発症する病理です。

つまり、
に関心をもつようになってから。

そして、
圧倒的に女性に多い症状でもあります。

世間的には、
SNSで細い見た目が理想と刷り込まれ・・・

という要因を謳われたりしますし、
確かに世間の風潮が後押ししている部分もあります。

ただ、
母親と娘の関係が中心核の場合も多い。

極端にやせることは、
女性らしい身体になっていくことを
拒否している
ことでもあります。

つまり、性をもつ身体の拒否

それはすなわち、
母のような母性的な身体の拒否という
サインでもある。

では、
なぜ母と娘の関係にそれが起こりやすいのでしょうか。


「同一化に閉じ込める」

子どもをもつ親は、どうしても
自分と同じ性をもつ子どものうちに、
人生のやり直しの可能性を見てしまう。

中でも、
母ー娘の関係では
その影響が殊更強いと言われています。

母親は妊娠したときから子どもと
「肉体の共同体」とも言える関係です。

それが娘であったならば、
女性としての生き方のモデルを提供し、
同一化に閉じ込める度合いは強くなります。

母ー息子、父ー娘、父ー息子関係とは
比べ物にならないほどの濃密な関係

母ー娘の関係性が適応的に作用せず、
母親のもつ「女性」という性を
娘が拒絶する
ようになった場合に、

摂食障害という肉体の拒絶症状
外に現われるようになる。

映画の「ブラック・スワン」という作品が、
この状態をよく表現しています。

娘をバレリーナにさせようとする母親に、
「娘を同一化の計画の中に閉じ込めよう」
という意思が強く現れていることが
見て取れます。

母性というものは、
「受け入れる」側面と
「囲い込む」側面の二面性があるからこそ、

母ー娘の関係で
殊更それが起こりやすいとも言えるのでしょう。

もちろん、
父親ー息子・娘の関係では、
また別の特徴が現れていくのですが
今回の記事では述べないことにします。

さて、ここから
摂食障害について
さらにディープな世界へ
潜り込んでいきます。

ここから先は

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