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人間の「発達」を網羅する

共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。


筆者はこれまで、
人間の発達過程に関しての記事を
様々投稿してきました。

教員や療育での経験を交え、
普遍的な発達過程の内容、
特性的な側面を含めた発達について
まとめてきたと思います。

胎児の環境や妊娠周期の影響

乳幼児期人間の感覚
どう発達していくのか。

どのようにして
社会性が発展していくのか。

原始反射感覚統合によって
運動面がどう形成されていくのか。

就学前までに
情緒・学習・創造性
どう積み重なっていき、
どのようにして一本の線でつながっているのか。

筆者は現場でも、
そのような観点を用いて
子どもたちをアセスメントしています。

そして、現在は
「精神」の発達過程
自分の中でだんだんと整理され
体系化されてきました。

今回はそんな
人間の精神の発達過程を
まとめていく記事にしていきます。

何か気づきある内容になれば幸いです。



1歳 コアの形成と基本的信頼感

早速発達過程について解説していきますが、
色々な心理の発達理論をミックスしていますので
その点はご了承ください。

まずは、大体1歳までの発達

生まれたばかりの頃は、
当然ながら自我は存在していません

まずは、
「口」を中心として
大切なものを取りこみ
要らないものを吐き出すという
生物的な営みを行っていきます。

「口唇期」といった呼ばれ方を
したりしますが、

「口」は最も原始的な意味を持ち
食事やキスなどは、
最も無防備になったり
親愛が込められていたりする
心を許す行為とも言われます。

まだ母親外界というものも
認知すらしていないところから始まる。

内界にひたすら浸り、
自己感覚のコアを形成していく時期。

養育者と一体化している
絶対的な依存の状況で、
基本的信頼感というものが
養育者から乗り移っていく感じです。

そのような「共生的」な時期を経て
分化期という内外の識別をする
過程に入っていきます。

8~10カ月頃には、
人見知りが発生し始める。

内外の狭間に耐えうるために
「移行対象」という

養育者と離れている間にも
ぬいぐるみなどの
共生の代わりになるものを
使用し始める時期でもあります。


3歳 分離個体とコントロール

1歳~3歳頃までは
様々な関門が訪れます。

最も大きなテーマは
分離個体化

つまり、
養育者から離れて自律性の基礎を獲得し、

それでいて
養育者と離れていても
その存在が失われることのないものとして
内在化していく時期になります。

その象徴が
トイレットトレーニングです。

これまでは、
自分が要求するものを
全て与えてもらう
ような関係だったのが、

「躾」が始まることにより
よい行動・よくない行動と、
養育者から評価されるようになる。

まさに、
社会性の第一歩です。

躾がきつすぎる場合は、
きちんと屋さんの気質、

ゆるすぎる場合は、
攻撃性や破壊性が高まる影響を受けていきます。

自分自身も
成長してできるようになった喜びから、
一人で取り組む自律性が高まっていく。

ですが、
何でもかんでも一人で行うのは
心のエネルギー的にもまだ無理

ここでは、
「やって」と言えば世話してもらえる安心感と、

やってもらうと自律性を失ってしまう感覚
葛藤が起こるようになります。

「もう大きいのだから一人でやりなさい」
と扱われれば、

何もかも自分でやらなければという
見捨てられた感覚を味わうことになる。

「じゃあ勝手にしなさい」
と扱われれば、

「自分は成長してはいけないのでは」と、
発達を自分で阻止するようになります。

これらの不全感が、
親とくっつき過ぎる結果となり
友達の世界に入っていく力がつかず
不登校につながる場合もある。

青年期には
親を完全にすてて家出をしたり、
非行の世界に入ったりと
極端な選択をしてしまう場合もあります。

養育者は
自律性を尊重しながらも、
常に見守って助けを求められたときに
応えていく
ことが大切になっていきます。

このような過程を経て
セルフコントロールの第一関門を
突破していくのです。

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