見出し画像

99%の人が知らない「小さな友人たち」の奇跡

最近、宮崎駿監督の作品を
ちょくちょく見返しています。

年齢を重ねれば重ねるほど分かる、
作品の背景にある底知れない深み。

やはり、天才ですね。


共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


コレラ。
ペスト。
スペイン風邪。
天然痘。

人類を何度も危機に陥れ、
恐怖を与えてきた感染症

21世紀になり、
人類は感染症に対する対抗策を施し、

その被害を小さくすることができるように
なってきました。

ところが、
それとバトンタッチするように
今までにはなかった様々な症状が
人類に影響を与える
ようになっています。

アレルギー。
喘息。
糖尿病。

これらの発症の歴史を紐解いていくと、
20世紀の中盤に突然
これらが発症するようになった
ことが分かっています。

一体、
20世紀中盤に
人類に何が起こったのでしょうか。

その1つの解は、
我々の小さな友人である
ある生物に焦点を当てると
見えてくるものがあります。

何か気付きを得ることができる記事になれば
幸いです。



肉体の「ヒト」の部分は10%!?

私たちは、
自分以外の存在を他者と区別し、
協力し合って共存しようとします。

しかし、
自分の肉体に関しては
いつの間にか自分だけのものという認識

なりがちな部分がある気がします。

最近は、
『はたらく細胞』といった作品が注目されているように、
人間の体は様々な細胞や菌の
助け合いによって成り立っている。

そして、
我々の体を構成する存在の中で
決して忘れてはいけない友人がいます。

それが、微生物です。

内臓を含め、
「ヒトの体」という容器を構成する細胞。

その細胞1個につき、
乗っかっているヒッチハイカーの細胞は
9個ある
と言われています。

微生物は腸菅内だけで
100兆個存在し、
アフリカゾウ5頭分の重量に匹敵します。

ヒトの遺伝子の数は、
2万1000個とされているのに対し、

微生物の遺伝子の数も含めると、
440万個となる。

つまり、
我々が自分のものと思っている体は、
細胞で言えばヒトの部分が10%、
遺伝子で言えばわずか0.5%しかない
のです。

私たちは、
文字通り一人で生きているのではなく、
生物の集合体として生かされているのです。


21世紀に起こっている異変

感染症の脅威に対しての
対抗策が発展していく中で、

今までになかった「ふつう」が、
多くの国を新たに覆っています。

国によっては、
学校で喘息の発作を起こしたときのために、
吸入器を持って登校する子どもが
5人に1人
存在します。

呼吸は人類が生きていくために
太古から備わっている機能です。

それがなぜ、
薬に頼らなくてはならないのか?

食品アレルギーを抱える子どもの割合は、
15人に1人
というデータもあります。

過敏性腸症候群。
発達障害。
うつ病。
様々な精神疾患。

これらの元を辿っていくと、
幾つかの共通項が浮かび上がってきます。

21世紀病は、
腸で起こることが多く、免疫系と関係している
こと。

子どもや、10代、20代など、
若い世代が狙い撃ち
されていること。

男性より女性の方がなりやすいこと。

21世紀病は、
感染症が脅威だった時代を知っている高齢者には
あまり見られません。

アレルギーも、
欧米で増え始めたのは1950年代頃で、

産業化も西洋化もされていない
真の辺地にはアレルギーがそもそも
存在しません。

そして、
途上国や新興地域になるにつれて
アレルギー問題というものが増えていきます。

花粉症も、
かかりやすい子は
圧倒的に一人っ子であるという調査もあります。

20世紀中盤に、
腸や微生物に何が起こったのでしょうか。

ここから先は

2,641字 / 4画像

メンバーシップ ¥ 500 /月

「気付けば成長している自分がいた」というコンセプトをもとに、臨床心理や発達障害を含めた人間理解に関す…

スタンダードプラン

¥500 / 月
1ヶ月無料

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?