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ストレス社会から「自分」を守る方法(臨床心理的視点)

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どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。


「心の問題」が世の中に表面化され、
「心の在り方」に関するニーズが
広がっている現代。

様々な書籍や情報が広まり、
個々人が自分の心を見つめる機会が
増えていっています。

ただ、その中には

「こうすればストレスは感じなくなる」

という主張も存在する。

ストレスを感じないということは、
本当に可能なことなのでしょうか。

臨床心理について本格的に学んでいく中で、
この考え方はとても危ういものだという思いが
日々強くなってきています。

一方で、
ストレス社会の荒波を
私たちは生きていかなくてはなりません。

どのようにして自分の心を守っていくのか。

筆者がこれまで学んだ臨床心理の知見から、
現在の筆者の考えの一部を
少しでも伝えていけれたらと思います。

何か気付きある記事になれば幸いです。



ストレスはなくならない

まず、原則として
ストレスはなくなることはないし、

ストレスを抱えながら生きていくことを
しっかりと受け止める必要があります。

甘い言葉やきれいな言葉は、
後々のダメージを大きくします。

そのような人間の「負」の側面を
しっかりと理解し、咀嚼すること。

まずはそこからです。

受け取り方の解釈を変えるといった
「リフレーミング」もありますが、

今回はもっと突っ込んだ
臨床心理的な視点から、
内容を構成していきます。

ストレスがなくならないのならば、
ストレスを抱えていかなくてはなりません。

だからこそ、
「抱える力」が必要になります。

自身の抱える力を適切に発揮するためには、
自己理解を深めていく必要がある。

では、どのようにして
自己理解を深めていけばよいのか。

その視点に、
今回は臨床心理の内容を加えていきます。


防衛規制

防衛機制という言葉は
多くの人が知っていると思います。

不快な欲求や体験から
自我を守る
ときにとる人間の行動です。

中学校の保健体育の内容にも
含まれていたような気がする。

例えば、
代表的な防衛機制に以下のようなものがあります。

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢

◆反動形成
◆投影
◆同一化
◆合理化
◆知性化
◆退行
◆否認
◆昇華
◆補償

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢

反動形成は、
抑圧した欲求や想いとは
正反対の言動をするものですね。

例えば、
性に関して欲求や興味があるのに、
「汚らわしい」
とそれらを遠ざけようとする行動。

投影は、
自分が相手に対して
苦手な感情をもっているとしたら、

「あの人は私を嫌っている」と、
他者が自分に向けた感情として捉えることです。

同一化は、
受け入れがたい現実を満たすために、
誰かの真似をすること。

ピンチのときに
「この人の真似をすればうまくいく」と、
他者に依存的になる行動です。

合理化は、
合理的な理由を自分の行動に見つけ出します。

「〇〇だから仕方がない」と、
納得できる言い訳を探す感じでしょうか。

知性化は、
不安や感情を意識しないように
距離をおいて知的に判断するというもの。

退行は、低年齢化する行動です。

大声でわめいたり、
拗ねたりといった感じですね。

否認は言葉の通り、
現実の知覚を拒否すること。

昇華は、
社会的に容認される形で欲求を満たすことです。

補償は、劣等感を感じ過ぎないように、
その他の部分でカバーをするという行動です。

注意してほしいのは、
防衛規制は悪いものではないということです。

人間は誰しもが、
何かしらの防衛機制を働かせて
人間社会を生きています。

ただ、これらの行動を
無意識で行っている人もおそらく多い。

自分の自我がストレスにさらされるとき、
どのような防衛機制を行っているのか。

それを知ることも
自己理解につながっていきます。

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