洋楽探訪#41:トンプソンツインズ『Hold Me Now』——彼らも復縁を願ったか?
トンプソンツインズ(Thompson Twins)の「ホールド・ミー・ナウ(Hold Me Now)」は、別れた恋人との復縁を願う切ない一曲。ポップで軽いタッチのわりに、結構、胸にくるメッセージですね。
で、これ、のちに彼らが別れたときも口ずさんでいたんじゃないかな(詳しくはのちほど)。
この曲は1984年リリースのアルバム『ホールド・ミー・ナウ』の表題曲。全米ビルボードチャート3位を記録し、彼ら最大のヒット曲となりました。
それまでのトンプソンツインズはダンサブルなポップチューンが主流だったので、意外性のあるナンバーでしたよね。
バンドは、イギリス出身の3人組。
イケメンボーカルのトム・ベイリー、女性パーカッショニストのアラナ・カリー、そして黒人パーカッション担当のジョー・リーウェイ。
当時のイギリス・シンセポップブームを代表する、ルックスも含めてオシャレ感満載なグループでした。
「ホールド・ミー・ナウ」は、そんな彼らにしては珍しいミドルテンポのしっとりした曲調。
シンセのやわらかい音色と木琴などのアナログパーカッションが絶妙に絡み合い、じんわりと胸に染みてきます。
「Hold me now, Warm my heart, Stay with me, Let lovin’ start...」
——抱きしめてくれ、温めてくれ、一緒にいてくれ、もう一度やりなおさないか、と迫っています。
で、この曲から8年後、トムとアラナは実生活でも結婚しニュージーランドへ移住します。
しかし、バンドは解散、やがて二人も離婚…。
そしてこれは憶測ですが、その時、二人ともこの「Hold Me Now」を口ずさんでいたんじゃないかなという…。
ま、そんな想像をしてしまうってことは、それだけこの曲がリアリティある歌だってことですね。
※Amazonアソシエイト・プログラムを利用しています。
※ヘッダー画像は僕の私物であるレコード、CDのジャケットを撮影したものです。
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