洋楽探訪#50:ベイ・シティ・ローラーズ『サタデイ・ナイト』――タータンチェックでジャンプしよう!
今日は土曜日ですが、子供の頃「エス!エー!ティユーアール!ディーエーワイ!……ナイト!」って、全力でジャンプしてた僕と同世代の人、いますかね?
ベイ・シティ・ローラーズの「サタデイ・ナイト」を聴くと、今でもなんか体が動いてしまいますよね。
当時のローラーズ人気は本当にすごかったですね。ティーンの女の子たちはタータンチェックの衣装でライブに駆けつけ、黄色い歓声が飛び交っていました。日本のアイドルブームの先駆けですね。
この曲、イギリスではそれほど注目されなかったのに、1975年にアメリカでシングルカットされるとビルボードNo.1の大ヒット。そこから一気に世界的なブームになり、ビートルズの“アメリカ上陸”を彷彿とさせる展開でした。
日本では、80年代に浅野温子さんが出演したCMで再び注目を浴びました。僕自身も、そのCMがきっかけで本格的にローラーズにハマった一人です。
曲の中身はといえば、「土曜の夜はみんなで騒ごうぜ!」と、ま、空っぽですが、大事なのはノリですよ、ノリ。レスリー・マッコーエンの爽やかなボーカルに、ギターのグルーヴが重なって、今聴いてもテンションが上がりますね。
ローラーズの黄金時代は1974年から1978年。たった4年間ですが、その間に残したヒット曲と熱狂は今も色褪せません。一発屋扱いされがちですが、もっと評価されてもいいグループだと思います。
晩年のレスリーは、ひとりで「ベイ・シティ・ローラーズ」を名乗って活動していました。往年のルックスは影をひそめ、ただの小太りなおっちゃんになってましたが、タータン姿とライブの盛り上がりは健在でしたね。
残念ながら、2021年にそのレスリーも他界。
一度、ライブで、“サタデイ・ナイト・ジャンプ!”やってみたかったなあ……。
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