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洋楽探訪#56:ロッキーと『アイ・オブ・ザ・タイガー』両者が掴んだアメリカンドリーム

1982年の映画『ロッキー3』のテーマ曲、『アイ・オブ・ザ・タイガー(Eye of the Tiger)』は、イントロを聴いた瞬間、理由もなく奮い立ちますね。
あれって、もう条件反射ですわ。

監督・主演のシルベスター・スタローンは、映画の仕上げ段階で「もっとロックな曲がほしい」と言い出したらしいです。
そして、白羽の矢が立ったのが、当時ほぼ無名だった5人グループのサバイバー(SURVIVOR)。
仮編集の映像を観たメンバーは、クライマックスの試合でトレーナーがロッキーに「行け!アイ・オブ・ザ・タイガーだ!」と叫ぶシーンで、「これだ!」と思ったらしいです。

仕上がった曲は、期待に見事に応え、全米ビルボードで6週連続No.1という大ヒットを記録。
無名だった彼らもまた、チャンスをモノにし、アメリカンドリームを掴んだわけです。

MVでは、色褪せたジーンズにペナペナのレザージャケット、そして倉庫みたいな場所で音を合わせるメンバーの姿が、なんともリアルで良い。
鋭いギターリフ、重く打ち込まれるドラム、ピート・リックの突き抜けるようなボーカル。あの時代の夢とエネルギーが詰まってる感じがありますね。

「アイ・オブ・ザ・タイガー(虎の目)」って、まあ、ダサい言葉なんでしょうけど、とにかく全身全霊で向かう姿勢が浮かんでくる。
どんなに打ちのめされても、もう一度立ち上がる意志。そんなものが求められていた時代なんでしょうかね。

あれから40年経った今でも、この曲の影響力はものすごいです。
バラエティ番組で盛り上げのシーンがあると、必ずと言っていいほどこの曲が使われますし、スポ根モノのテーマ曲は、なんとなくこの曲に似た感じになってしまう。

最近だと、『THE FIRST SLAM DUNK』の主題歌、10-FEETの「第ゼロ感」なんて聞いてみてください。
ねっ、そうでしょう。

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最後までお読みいただきありがとうございます。
素敵な音楽について、一緒に語れるのは楽しいですね。
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