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フェルメール 『真珠の耳飾りの少女』

フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』が、14年ぶりに日本で展示されることになった。私も好きな作品で、前回の東京都美術館での展示で観に行ったが、その静謐で甘美な佇まいに心を動かされた。
レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』など、有名な肖像画が来日するときは来場者も記録的な人数になるが、やはり実物の作品を観に行き、「自分は何を感じたか」という答えを見つけることも大切なのかと思う。
その場を離れたくなくなるほど感動するかもしれないし、思っていたほど心に響かないかもしれない。それでも、時を超えて残されてきた「美の基準」と向き合う経験は、自分の感性を見つめ直すきっかけになる。
名画を観るという行為は、ただ感動を求めるためだけでなく、自分の美意識を少しずつ育てていく時間でもある。

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