起業して初めてわかった、プロアスリートが抱えるプレッシャー
先日、2020年に自分が書いたnoteを読み返しました。
当時の私はまだ会社員でした。
そのnoteには、「自分で稼ぐことの難しさ」について書いてありました。
会社から給料をもらうのではなく、自分で仕事をつくり、自分で売上をつくることの大変さ。
1万円を稼ぐことの重み。
そんなことを書いていました。
今読み返しても、間違ったことは書いていないと思います。
ただ、一つだけ決定的に抜けていたものがありました。
プレッシャーです。
いや、正確に言うと違います。
当時の私は、そのプレッシャーをまだ経験していなかったので、書けなかったのだと思います。
私は2023年の夏に起業しました。
起業したからといって、急に経営者になったという感覚はありません。
今でも多くのパートナーの皆様に支えていただきながら仕事をしています。
ただ、起業して初めて知ったことがあります。
それは、
自分で稼ぐことよりも、結果を出し続けなければならないことの方が苦しい
ということです。
売上が足りなかったらどうするのか。
資金繰りは大丈夫なのか。
新しい商品は売れるのか。
約束した納期に間に合うのか。
今の判断は正しいのか。
次の一手は何なのか。
考えても答えが出ないことを考え続けなければならない。
そして、その結果はすべて自分に返ってきます。
もちろん会社員時代にも責任はありました。
しかし今感じているものは、責任という言葉だけでは表現しきれません。
もっと生々しいものです。
それがプレッシャーでした。
そんな日々を過ごしていると、自然と野球人生を振り返ることがあります。
私は独立リーグで2年間プレーしました。
当時は本気でした。
野球が大好きでしたし、自分なりに人生を懸けているつもりでした。
でも今振り返ると、正直に思うことがあります。
あの頃の自分は、覚悟が足りなかったのではないか、と。
もちろん努力はしていました。
練習もしていました。
でも、どこかで「野球がダメでも次がある」と思っていた自分もいた気がします。
当時の自分を否定したいわけではありません。
ただ、本当の意味でプレッシャーを理解していなかったのだと思います。
私は独立リーグでプレーしていたので、以前はプロアスリートの厳しさや苦労を理解しているつもりでした。
でも今は違います。
むしろ、
私は分かっているつもりになっていただけだったのかもしれません。
プロアスリートは結果がすべてです。
結果が出なければ契約を失う。
来年の保証はない。
結果が出なければ競技を続けられなくなるかもしれない。
そんな状況の中で、毎日練習し、試合に出て、結果を求められ続ける。
私たちは試合を見ます。
成績を見ます。
結果を見ます。
でも、その裏側にあるプレッシャーまでは見えていません。
少なくとも、私は見えていませんでした。
スポーツではよく、
「平常心で」
「いつも通りに」
と言われます。
でも今は思います。
本当に平常心でいられるのでしょうか。
人生が懸かっている。
生活が懸かっている。
家族が懸かっている。
未来が懸かっている。
そんな状況で、自分らしくプレーし続ける。
結果を求められ続ける。
それだけでも本当にすごいことだと思います。
起業したことで、プロアスリートの気持ちが分かったとは思いません。
むしろ逆です。
起業して初めて、
自分は分かっていなかったのだということが分かった。
それが一番大きな気付きでした。
2020年の私は、「自分で稼ぐことの難しさ」について書きました。
2026年の今なら、そこにもう一つ付け加えます。
本当に大変なのは、結果を出し続けなければならないこと。
そして、そのプレッシャーの中で戦い続けているプロアスリートたちに、私は以前よりもずっと大きな敬意を抱いています。
技術がすごいからではありません。
身体能力が高いからでもありません。
プレッシャーと向き合いながら、挑戦を続けているからです。
起業して初めて、その凄さのほんの入り口に触れた気がしています。
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『Never too late-人生に遅すぎることはない-』
日々精進
最後に。(大切です、毎回言います)
noteを読んだよという方が周りに増えてきたのですが、気がつけばハート(スキ)とかが増えません...モチベーションに繋がるので、ウェブで読んでる方は右下、左下にある♡をタップ、アプリで読んでる方は「♡スキ」と最後にあるので同じくタップお願いします。
読了ありがとうございました。
松坂恭平
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