見出し画像

そして、Avengeへーー『パニッシャー:ワン・ラスト・キル』|2026:ドラマの記録 vol.15

濃厚な52分。
『デアデビル:ボーン・アゲイン』の熱も冷めやらぬまま、マットとフィスクの最終決戦に姿を現さなかった男の物語。実のところを言うと、私自身ネトフリ版のデアデビルはシーズン1までしか観れていないのだが、そんなMCUから彼らにハマった私たちに贈る、フランク・キャッスル、そしてパニッシャーとは何なのかをギュッと詰め込んだ作品。

復讐という負の動機でありながらも1つの生きるモチベーションを失い、過去のトラウマに苛まれ続けながら、日々を苦しみながら生きる男。一人の老人からの頼み事をきっかけに、再び戦地に身を投じる姿が、ネトフリシリーズらしい等身大の痛ましさを感じるキャラクターだった。

そして、バイオレンスなアクション
どれだけ痛めつけられても不殺を誓う彼とは違い、悪に対しては徹底的に罰を与える血みどろのアクションがとてつもなかった。それこそ『デアデビル:ボーン・アゲイン』でもかなりバイオレンスな描写もあったが、今作は間違いなくそれ以上。

スーパーパワーを持たないからこそ、即死なんてそこにはない救いなき痛みに苦しみながらの殺し合い。Disney+配信当初では許されなかった、R指定のアクションにはハラハラさせられた。

そして、ここにもヒーローが。
復讐者としての最後の殺し(ワン・ラスト・キル)は、彼自身。本作のメインヴィランであろうマ・グヌッチが手の届く範囲にいるのにも関わらず、それよりも目の前の誰かを救うために動き出した姿はまさしくヒーロー、そして新たに生きる目的を見つけた瞬間だと思った。

Revenge(私怨での復讐)によって生きてきた過去の彼を殺し、そして、男はAvenge(誰かのための報復)をすることを誓う。


『パニッシャー:ワン・ラスト・キル』でした。
本当にアツいね、ネトフリ勢。これはいよいよボーン・アゲインのシーズン3が来る前に、ディフェンダーズシリーズを観ていきたいな。

そして、ここからいよいよ『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』へと繋がっていくのね。七月が待ち遠しい。MCUの中でもかなりの孤独を経験したピーターとの邂逅はいかほどに…。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
29日目

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集