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「健康でいなければならない」社会に、問いを。カルチャー誌『(un)cured』を創刊しました

「ちゃんとしていたい」
「なるべく元気でいたい」
そう思っていても、心や身体は、いつも思いどおりになるわけではありません。

それなのに、社会のなかでは、

安定していること
元気でいること
自己管理できていること

これらをどこか“前提”のように求められている。
そんな息苦しさを感じる場面が、少なくないように思います。

『(un)cured』(アンキュアド)は、そんな感覚から生まれた、
自分の心身に振り回されている人のためのカルチャー・健康マガジンです。
2026年3月31日、くわくわ企画と合同会社バンクトゥで創刊しました。


この雑誌は、「健康になる方法を教える雑誌」ではありません

私たちがつくりたかったのは、
“健康とは何か”を、自分の側から問い直すための雑誌です。

文化・思想・医療を横断しながら、強制される健康ではなく、
自分なりの「健やかさ」を安心して考えられる
そんな場をつくりたいと思いました。


創刊号の特集タイトルは、
Where is My “Healthy”?(わたしの「健康」はどこにある?)

映画、音楽、文学、読書、社会思想、医療など、
さまざまな入口から、「健康」と「不健康」のあいだを生きる私たちの現実に光を当てています。

収録内容、とても多彩です

・山中瑶子さん×西森路代さんによる『ナミビアの砂漠』をめぐるインタビュー
・田島ハルコさん×河井冬穂さんの対談
・近藤正司さん×徳田嘉仁による「不要不急」のカルチャーをめぐる対話
・宇野常寛さん×高島鈴さんの読書特集
・ゆっきゅんさんの映画特集
・つやちゃんさん、速水健朗さん、福尾匠さんの論考、土門蘭さんや
 tofubeatsさんのエッセイなど

医療だけでもカルチャーだけでもない、横断的な一冊になりました。

この雑誌を届けたいのは、

「健康であること」が社会参加の条件のように扱われることに違和感のある人、
医療・福祉・文化の交差点に関心がある人、
心身の不調やゆらぎを抱えながら生きている人、
そして、ゆれる自分とともに生きることを抱きしめたい人たちです。

不完全なまま、不安定なまま、それでも生きていく。
そのときに必要なのは、「ちゃんと治ること」だけではなく、
自分の感覚や生活に引き寄せて、健康を考えられる言葉や文化なのかもしれません。

『(un)cured』(アンキュアド)発行の背景

企画の原点には、くわくわ企画代表であり、総合診療医でもある
徳田が日々の現場で感じてきた違和感があります。

それは、
病院が効率化・画一化された「健康」を一方的に押し付けるのではなく、一人一人の価値観や人生観を尊重し、その人らしい「健やかさ」を支える存在でありたいというものです。

『(un)cured』が目指すのは、社会の要請に従った健康管理ではなく、「こんな自分でいたい」「こんな状態で日々を過ごしたい」といった、自分の心や身体が心地よい状態を主体的に選び取れるような新しい空気や価値観を社会全体に広げていくことです。

部屋や服を選ぶように、音楽を楽しむように──。カルチャーを入り口に、医療や健康、生命について、自然に心地よく向き合える時間をつくれることを願っています。

“(un)cured”には、「治しきれていない」「未硬化の」といった意味があります。
きれいに整った答えではなく、揺らぎを抱えたまま考え続けるための雑誌として、この名前をつけました。
この言葉を軸に、医療者も非医療者も、健康や生命について横並びで語り合える場をつくっていければと考えています。

徳田嘉仁(くわくわ企画代表)

購入はこちら

創刊号は144ページ、価格は2,600円(税別)
現在、公式オンラインショップでご購入いただけます

もしこの雑誌のテーマに少しでも引っかかるものがあれば、
ぜひ手に取っていただけたらうれしいです。

サポーター募集中

また、『(un)cured)』では、本誌を媒介に「健康」についての対話を広げるためのサポーターも募集しています。

トークイベント、販売拠点、購入や寄付による支援、編集やイベントへの参加など、いろいろな形で関わっていただける方も募集中です!
なにか大きなことはできないけれど、応援してみようと思ってくださる方には、ぜひ「冊子応援プラン」をご検討ください♪

最後に代表の徳田と編集者の河井さんとの振り返り対談全文をお届け

健康のハンドルを、自分の手に取り戻すために。
この一冊が、そのための小さなきっかけになればと思っています。



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