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4・15原子力規制委会見

 東京都小笠原村の渋谷正昭村長が、南鳥島が核のごみの最終処分地の候補として国の申し入れを受け入れる意向を表明したが、原子力規制委員会の山中伸介委員長は2026年4月15日(水)の定例会見で、一技術者としてと断ったうえで、「国と住民との対話が一番大切だ」と強調した。
 「一番難しい対話になると思いますが、そこは決して避けて通ることはなく、国には真正面から向き合って頂きたいと考えている」。
 核のごみ(原発から出る高レベル放射性廃棄物)の地層処分の最終処分場所の選定は各国様々で、手挙げ方法の国もあるし、国が候補地を選定する国もあるが、今回初めて国が候補地にお願いしてミックスで選定されたことになり、いずれにせよ「国が丁寧に説明をして理解を得たうえで様々な調査をしていくことが好ましい」と山中委員長は述べた。
 各国を見ていると「国と地元の住民との対話が上手くいっているところは処分の候補地の選定がうまくいくという印象を受けている」という。
 核のごみの最終処分場の安全性について、山中委員長は「処分地が決まって事業主体が決まれば、より擬態的な場所が決まれば、審査に関連するような基準を制定していくことになるだろう・・・事業者との対話も必要になるが、まだ時期尚早」と話した。

福島事故を起こした東電が柏崎刈羽運転再開する責任
 福島第一原発で大事故を起こした東京電力が柏崎刈羽原発6号機を16日に営業運転を再開させることになったことについて質問があった。
 山中委員長は、東電は事故を起こした特別な会社であり、「柏崎刈羽原子力発電所6号機を安全に動かすという責任と同時に福島第一原子力発電所の廃炉を貫徹させるという責任も同時に負う」と話す。
 そのうえで山中委員長は「新潟県の地元の住民、福島県の住民の皆さん、いまだに避難されている皆さんについても思いをはせながら誠実に業務を行っていただきたいというのが私の率直な気持ちです」と述べた。
 柏崎刈羽原発は今年1月に14年ぶりに再稼働したばかり。

光ファイバーによる原発圧力容器内部の観察
 また、東電は福島第一原発2号機の圧力容器内部を光ファイバーによって観察しているが シュラウド(炉心隔壁)に損傷があるのか観察出来れば興味深いデータが得られるだろうと山中委員長は期待を示した。
 「溶融炉心がシュラウドに触れて損傷起こしているのかどうか」。
 15年前に福島第一原発事故が起きてから同2号機の内部調査は初めてで、東電はマイクロファイバーによる観察に着手したところ。

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