空想書店08:酒屋にできて本屋にはできない?
ブックデリバリーについて考える。
書店の未来について考える時に
必ず出てくるのがAmazonとの戦い方。
家にいながら欲しい本がサクサク目の前に出てきて、評価もわかりやすく、そして何より次の日には届くシステム。最強。
それに対抗する実店舗の書店の1番の強みは
手に取って触れること、自分の目で好きなところを試し読みできること、視界に入る全て、ネットよりはるかに早く瞬時に情報が目に飛び込む。
では、書店がAmazonのように配達のシステムを取り入れたらどうなるか。
まず、書店で手に取ったものは自分で即持って帰るのが1番楽しい時!ですよね?
わざわざ配達?と思うところですが。
書店で働いているとこんな光景を目にします。
ご高齢の方が本を買いにいらっしゃいます。
運転はできず、バスでわざわざご来店されます。
好きな本をカートに乗せてレジに来てこう言います。
「持って帰るのが重いからね、少しずつ。」
ご高齢の方には本は重いのです。
歩くのも体力を使いますが、
本を持ち歩くのもさらに疲れます。
そしてこちらも。
小さなお子さまと手を繋いでお買い物にいらっしゃる方。走り出してしまう年齢のお子さまは手は離せません。でもせっかくお買い物に来たのだから、色々見たいですよね?買いたいですよね?
複数冊手に持って、肩には他店で買われた荷物、大きなショッピングバッグも持っています。
小さなお子さまと手を繋いで、もう片方の手に重い本を持って帰るのは躊躇われるはずです。
重さを計算して本を諦めることもあります。
書店員としては、もどかしい場面なのです。
重いが故に、諦められている。
そこで、わたしの思いは、
ご高齢の方と小さなお子様がいるご家庭、
体が不自由な方、など
対象者は無料で配送サービスを始められたらと
思うのです。
そうでない方も、配送料をお支払いいただければ
利用できたり、1週間に一回、地域を絞って配達の日を決めたり。
町の酒屋さんができるのだから
きっと本屋にもできる。
可能なラインを探れば、実現は可能なはず。
地域密着型、みんなにやさしい書店。
あなたのご意見も伺いたい。
一緒に書店の未来を考えたい。
あったらいいなの書店を、実現させたい。
そして、私は自分が働く書店の本部に
企画を提案したい。
応援、カモン!
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