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23時に病院の火災報知器が鳴り響いた結果


先に結論を言おうと思う。
火災報知器の原因はボイラー室の点検の後で、埃が煙を出していた。とのこと。
詳しくはわからないが、ただ点検後にはよくある事だったらしく異常なし

何にもなくてよかったね!とはなる。
なるんだけど…

病棟ではそうはいかないのである。



23時、仮眠に入ろうとしていた先輩に行ってらっしゃーいと声をかけた直後だった。

ジリリリリリリリリ!!!!

突然鳴り響く火災報知器の音。
パソコンに向かおうとしていた顔は、防災電話に向けられた。

訓練…なわけない。こんな時間に。
だとしたら本当に火事?
防災電話から聞こえる無線のやり取りは、電波の入り乱れているようなノイズもありほぼ聞こえない。
一応、当日リーダー(なんなら病院の看護部夜勤リーダー)だったので、守衛さんと連絡を取り確認開始。
原因はわかっているのと、火は起こっていないとのこと。
ちなみに、この時点でもまだ鳴ってます。

消防車が来てから火災報知器は止める(なんでかわからないけど)とのことで、全病棟周知。
確認が終わり病棟に戻るとご想像の通りです。


全員起床

さっきようやく眠剤で寝たはずのおばあさんも
昨日大暴れしたおじいさんも
全員起きてる。
そして声高に叫んでいる。

「空襲警報だ!」

違う。違うよーーー!
火災報知器でーーす!!
ちなみに火は出てないですーー!

なんて一応、全病室回って説明と謝罪。
お騒がせいたしました。

ここでようやく火災報知器が止まる。

止まったところで滾ったおじいさんおばさんは止められないもので。

逃げようとするおじいさん
荷物をまとめ始めるおばあさん

これを必死に止めながら
私の夜勤は明けていった。

朝やってきた後輩が一言。
「先輩大変でしたね?」

SNSで消防車が来てる🚒!
と話題になっていたそう。

はい。大変でしたよ。
ある意味、病棟大炎上。

さすがにヘロヘロで帰り、出てきた次の勤務日
「次の日患者さんみんな爆睡だったみたいだよ」

それはそうでしょうとも。
寝てくれて良かった。

まぁなにはともあれ、本当の火事にならなくて良かったことにしておこうと思う。

…………もう2度とごめんだけど。



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