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若手薬剤師が「頑張る理由」は人それぞれ。個性に合わせた成長を支える仕組みづくり

この記事は、stand.fmで配信している音声番組「薬屋たいぞーの『薬学で患者を語る』10分講座」の文字起こしです。

音声で聴くのが難しい方や、内容をじっくり読み返したい方に向けて音声配信の内容を文章化しました。



人材育成と頑張る活力の違い

こんにちは。薬剤師人生8万4000時間に面白さとやりがいをお届けする、**「薬学で患者を語る」**薬剤師たいぞーです。

この音声配信では、「薬学で患者を語る」というテーマで、日々の現場での気づきや薬剤師という仕事の面白さを共有しています。さて、本日は**「頑張る理由」**というテーマでお話ししたいと思います。

本題に入る前に、大切なお知らせをさせてください。

【お知らせ:学会・講習会のご案内】

  • バイタルサイン講習会 in 兵庫県姫路市(10月25日) 単なる測定手技の習得にとどまらず、**「なぜ薬剤師がバイタルを学ぶ必要があるのか」「得られた情報を薬学的にどう読み解き、どう活かすか」**という本質的なエッセンスを5時間で学ぶセミナーです。10名限定の少人数制で、現在残り6枠となっています。



1. 若手時代の「学ぶ習慣」が、その後の薬剤師人生を決める

私は現在、店舗での業務の傍ら、会社の「人材育成室」という部署でスタッフ教育にも携わっています。

特に若手薬剤師にとって、最初の数年間は非常に大切な時期です。学ぶべきことが膨大にある中で、いかに**「習慣的に学び、日々の業務を振り返るサイクル」**を身につけられるか。この時期の過ごし方が、その後20年、30年と続く薬剤師人生の根幹を形作ると考えています。

2. 「承認」を力に変えるSNS型システムの導入

若手が自発的に学びを深められるよう、私たちのチームでは最近、SNSのような仕組みを取り入れた報告システムを運用しています。

研修の報告や日々の気づきを投稿すると、仲間から「いいね」やコメントが届く仕組みです。

  • 自分の取り組みを誰かに知ってもらいたい。

  • 他者から認められることで、また次も頑張ろうと思える。

こうした「承認欲求」をポジティブに活用することで、学びを継続する動機付けを行っています。

3. 「頑張る理由」の多様性を認めるマネジメント

しかし、システムを運用する中で気づいたのは、**「人によって頑張れるポイントは全く違う」**ということです。

  • 「いいね」をもらうことが直接の原動力になる人。

  • 他者からの的確なフィードバック(コメント)によって、新たな学びが得られることに喜びを感じる人。

  • 自分から発信はしなくても、他者の投稿を見ることで静かに学びを吸収する人。

「発信しないからやる気がない」と決めつけるのではなく、一人ひとりがどのような形で貢献し、成長しようとしているのか、その多様なあり方を見つめる必要があります。

4. ツールは「個別の介入」を深めるためのもの

大枠の仕組みを作ることは大切ですが、それはあくまでツールに過ぎません。その仕組みを通じて、「この子はどうすれば意欲が湧いてくるのか」という独自の理由を浮き彫りにすることが、本来の目的です。

一人ひとりの「頑張る理由」を見つけ、それに合わせた適切な介入を行うこと。これこそが、人材育成における最も難しく、かつやりがいのある部分だと感じています。

結びに

私自身も、スタッフ一人ひとりと向き合うことの難しさを日々感じながら、試行錯誤を続けています。

人を育てる立場にある皆さん、ぜひこれからも一緒に、若手の成長を支えるための道を模索していきましょう。


内容が良いと思っていただけたら、フォローや「いいね」、コメントをいただけると励みになります。それでは、また次回の10分講座でお会いしましょう。

薬学で患者を語る薬剤師たいぞーでした。さようなら。


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毎日1000文字前後の記事でより具体的な現場でのリアルな経験、そこからの気づきや学びを共有しています。

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