議員という「お預かり」の重み――新人議員研修を終えて、いま思うこと
本日、日高町役場にて新人議員研修が行われました。
これまで何度も足を運んできた役場ですが、議員という「お役目」をいただいて、身の引き締まる思いがいたしました。
この重みは、私一人の力によるものではありません。
「町を良くしてほしい」という皆様お一人おひとりの願いが、ご縁(えん)となって私をこの場所へと導いてくださったのだと、改めて深く感じております。
事務的な知識を、「生きた智慧」へ
研修では、議会の仕組みや予算の内容、議員運営など、多岐にわたる説明を受けました。
一見すると無機質な数字や規則の並びかもしれません。しかし、その一つひとつの向こう側には、必ず町民の皆様の「日々の暮らし」があります。
予算書の一行は、どなたかの安心を支える糧(かて)であり、
条例の一節は、誰一人取り残さないための守りである。
そう捉え直したとき、学ぶべき知識は単なる事務作業ではなく、皆様と共に「自他ともに心豊かに生きる社会」を実現するための、大切な「智慧(ちえ)」へと変わります。
「報恩(ほうおん)」の歩みとして
仏教、特に浄土真宗では、自らの力で何かを成し遂げようとするのではなく、生かされていることへの感謝(おかげさま)の心で日々を歩むことを大切にいたします。
私にとっての議員活動も、決して名誉や権力のためではなく、この町に生かされ、皆様に支えられてきたことへの「報恩の歩み」そのものです。
これからの議員活動での学びを自分だけの知識に留めるのではなく、いかにして皆様の笑顔へと繋げていけるか。
それが、私に与えられたこれからの「つとめ」であると考えています。
同じ大地を歩む「御同朋(おんどうぼう)」として
議員になったからといって、私が特別な存在になるわけではありません。
私はこれからも、皆様と同じ悩み、同じ喜びを共有する「御同朋」の一人です。
議会という場を借りて、皆様の想いを形にするための「パイプ役」に徹する。
そのための準備を、本日、着実に一歩進めることができました。
始まったばかりの議員生活。
まずは謙虚に、そして丁寧に。
「この人に託してよかった」と、いつか心から感じていただけるよう、生かされている喜びを胸に、一歩ずつ歩ませていただきます。
本日も、尊いご縁をありがとうございました。
