少しクセが強い薬剤師
クセつよさん
薬剤師という仕事は、「正確さ」とか「標準化」とかがとても大事だ。
処方せんを間違えたら大変だし、
患者さんへの説明もわかりやすくしないといけない。
接客によるクレームも避けなければいけない。
だからか、「クセが強い人」は敬遠されることも多い。
見た目や話し方じゃなくて、もっと全体的な個性、
「こだわりが強すぎるとか、独特の視点を持っているとか、他人とは違う考え方を曲げない」という、そういう部分。
でも、これって本当に“欠点”なのだろうか。
弱点は文脈しだい
多くの場合、自分のクセを「弱点」だと思うのは、
周りと比べてしまうからだと思う。
たとえば、
• 「細かすぎる」と言われる人。
• 「空気を読まない」と指摘される人。
• 「こだわりが強い」と嫌がられる人。
でもこれって、場面を変えれば強みになる。
細かすぎる人は、調剤過誤を防ぐ力があるかもしれない。
空気を読まない人は、不合理な仕組みに堂々と声をあげられるかもしれない。
こだわりが強い人は、専門性を徹底的に掘り下げられるかもしれない。
つまり「弱点」か「強み」かを決めるのは、自分じゃなくて“場面”なんだよな。
人はクセに惹かれる
患者さんや同僚から見ても、
「クセつよ薬剤師」や「クセつよ事務員」が
妙に魅力的に映ることがある。
• 「あの先生、ちょっと変わってるけど話すとすごい」
• 「あの人、やり方にクセあるけど結果を出す」
• 「面倒くさいけど、困ったときに頼れる」
人は“普通”な存在にはあまり惹かれない。
クセがあるから印象に残るし、信頼につながる。
欠点を武器に変える
もし自分に「笑われた経験」とか「短所だと指摘された部分」があるなら、それを消そうとするより活かした方がいい。
• 細かすぎる → 在庫管理や監査チェックで力を発揮。
• 空気を読まない → 問題提起や議論で強みになる。
• こだわりが強い → 専門分野を極めて評価される。
丸くなって周りに合わせるだけが正解じゃない。
クセを武器にした薬剤師の方が、むしろ面白い存在になる。
まとめ
薬剤師は、ただ薬を扱う専門家じゃなくて、人との関係の中で個性を出していく職業だ。
欠点と思っていた部分が、ある時から「魅力」として評価されることはよくある。
だから、自分のクセを無理に消すんじゃなくて、どう活かすかを考えたほうがいい。
クセが強い薬剤師ほど、記憶に残るし、人を動かす力がある。
先日、「薬剤師のタレント性」についての記事を書いた。
「クセつよさん」や、自分の弱点や、悪い点と、長年コンプレックスとして考えてきた部分、これは個性に変えられることに気づいて、強みとしていくことで、患者さんやお客さん、スタッフを惹きつけることができるようになるのではないでしょうか。
というか、なると思います。
