金カムはいいぞ
金カム読んじゃった♪読んじゃった♪
こんな夜中にラストまで読み切った♪
昂っちゃってねむれない♪
⚠️好き放題書くのでネタバレ注意です⇩
安定の杉元とアシリパ
杉元とアシリパさんの固い絆!安心感があったし掛け合いも楽しくて、素敵なペア。
杉元の「アシリパさんを人殺しにはしたくない」という思いも愛に満ちていたけれど、同時にそれによって「アシリパ」という1人の人物を信じきれていないというジレンマがリアルでした。その思いはアシリパさんに対する愛でもありながら、杉元自身の願望や理想を投影していたとも言えます。戦場での地獄を見た杉元が「アシリパさんには自分のようになってほしくない」と考えるのも無理はないです。
実際のところ、アシリパさんは「杉元とともに地獄に落ちる」と心に決めた時もそれまでの真っ直ぐな彼女のままでした。杉元が大切に大切にしていたアシリパさんは、数々の出来事を通して、とても強い子になっていました。
杉元もその頃には「自分はアシリパさんを相棒として受け入れていなかったんだ」というようなことに気づいていて、そこから本当の相棒としての信頼ができたように見えました。(それ以前は保護者と被保護者のようでした。)2人の強い絆かっこいいよ。
愛らしい尾形
そして、やっぱり印象的なキャラクターは尾形だったな。尾形は色んな顔を見せてくれました。
初期の印象はよろしくなく、怖いし愛想もなかったです。一体どの陣営に付いているのか確信が持てず、杉元たちと行動している時も、ついつい警戒してしまうような人物でした。
途中からはチタタプしたりヒンナする尾形も出てきて癒されました。絶対言わないだろう…と思わせておいてのそれはギャップ萌えするに決まってる。「なんだ素直なとこあるじゃーん」と感じましたよね?
そして所々出てくる回想シーン…尾形の人間形成の基盤がわかります。嫡子だった彼が愛情の不足を感じ、空虚になっていくのも納得できます。
推測するに、尾形の冷徹な行動は「ただ自分の心を埋めるため」に行われていたと考えます。本当は地位も金も「自分の存在を」納得させるための手段だったと言えます(本人は無自覚だったかもしれないけど)。冷徹に見えるけど、とても人間らしい人物だと思います。
そして終盤の汽車でのシーンは本当にすごいと思いました。作者さんに脱帽です。
毒が回ったのもあってか、尾形は自分で自分の思考回路に気づいてしまうんですね。最後の最後に、自分の生き方の真実に近いところまで迫ってしまいます。
読者が感じてきた尾形の闇、人間らしさ、葛藤…が(きっと)不足なく描かれていました。「そうだよね、そうだよねウンウン」と思いながら読んだのは私だけじゃないはず。
幸せになってほしかったなぁ…尾形。
メンヘラ製造機 鶴見中尉
鶴見中尉は、とてもカリスマ性のある人です。
なぜか男性陣(部下)にモッテモテなのが面白いです。ほとんど部下はみんな鶴見中尉の虜で下僕。
作中No.1のメンヘラ製造機だと私が断言します。
読者からの好感度も序盤から高かったんじゃないでしょうか?私も鶴見中尉にすぐハートを掴まれました。
しかし、私は最後に行くにつれ鶴見中尉への好感度が右肩下がり…。実際に下僕の部下の中には離れて行くものもいました。
その理由は鶴見中尉の「カリスマ」という仮面が剥がれ落ちていくからに見えました。鶴見中尉は部下を虜にするために、彼らの過去を利用します。その人の弱みに漬け込むようなやり方が汚く、「いい上司じゃなかったんかよ…」という失望感がありました。
そして終盤になると鶴見中尉の余裕がなくなってくるというのもあるかもしれません。いつものような「おどけてお茶目なカリスマ鶴見」ではなくなり、個人的な恨みが露わになる面もありました。
鶴見中尉も奥さんと子供を失わなければそうはならなかったのかも…と思うと、金カムの世界はやっぱり残酷だなあと思いました。
不憫キャラ二階堂浩平
報われないキャラと思われがちだけど、私は彼の登場シーンをいつも心待ちにしてました!
双子の片割れをなくしてから幼い言動が多くなったりして、精神への負担が大きかったんだろうなと思います。
二階堂は金カムの中でも面白い!そして時々ちょっと不憫キャラです。凄惨な展開が続く時も二階堂のかわいい不憫シーンが挟まれればニッコリです(ごめんね二階堂🙏)。金カム界のちいかわといっても過言ではない…?
鶴見中尉に対する懐き方も、他の部下達みたいにメンヘラではなく、犬か子供みたいな懐き方なので可愛いです。
さいごに
こんな長ーい記事を読んでる人なんていないと思うんだけど、もし読んでくれてたらありがとう。
めっちゃ書いたので今夜はよく眠れそうです。
アニメとか漫画を最後まで見た時って、余韻で震えて眠れないよね!
