④『ルールの世界史』伊藤毅(2022・日経BP 日本経済新聞出版本部)
Chapter7「ルールの一生」
この章が一番面白かったです。
ルールの一生。
ルールは人の欲求を開花させるためのコミュニケーションツールです。
人はるーるを使って遊び、スポーツを楽しみ、お金儲けをし、創造活動をしました。
ルールはある時は計画的に、ある時は偶然に、ある時は苦しみながら生み出されました。ルールは人が作り出すものであり、生み出す人によってルールに個性が出てきます。
生まれたルールは成長していきます。人々は、より面白くするため、より効果的に、より安全に、ルールをバージョンアップしていきました。
そして人間と同じようにルールには終わりがあります。
ある時は人々がそのルールを使わなくなることで、ある時はルールが対象とした活動自体が衰退することで、ある時はルールを使う人が衰退することで、ルールは一生を終えていくのです。
最終章では、これまでのルールの歴史を振り返りながら、ルールの一生を考えていきたいと思います。
ルールは人間の欲求を開花させるためのツール。んじゃその欲求とは?
先生が上げておられるのが「信用」「創造」「普及」「育成」。
今の時代は「承認欲求」が何よりも最強そうですが、承認ってこの4つのすべての欲に絡んでそうに見える。
ルールが生まれる原動力は「楽しそうな未来像」である、と。
ふむふむ。それはつまり・・・・
こんなこといいな
できたらいいな
あんなゆめ こんなゆめ
いっぱいあるけどお〜〜
・・・・こういうことですねっ?(違う?)
みんなが共有しやすくて参加者の自由度が高いルール。
別アカ時代にいくつかnoteの共同マガジンに参加してたことがあるんですが、禁止事項がめんどくなって途中で抜けちゃったことがあります。
自由でいたければグループになど入らずにおくか、自分が主催する側にまわるか。
自分がルールを作る側、権力を握る側に在る時は、周囲のひとのこと、みんなが気持ちよくいられるかどうかってトコロを何よりも大切にしなきゃいけないのだろうな。
私の場合は「親」として「母」として健全な家庭運営を心がけねばなりません。頑張ります、先生。
面白いルールにするためには?
①競技型
②コラボ型
チューニング・トリミング・チョーキング
ルールの改定を行う場合は、つまらなくて、息苦しい方向になりがちである、と。
うんうん。これはなんかわかる。
なにかトラブルが起きるたびに、ブランコが撤去されたり、立ち入り禁止エリアが増えたり。
これを防ぐためには、問題意識を「楽しそうな未来像」に変えるステップが必要です。人々の意識を未来に向けることで、ルールの自由度を意識させることになるわけです。そのうえで、チューニングとトリミングを考えるのがルール改定のコツといえます。
ルールはらせん状に生まれ変わる(ルールのらせん状の発展)
①ルールの誕生
②チューニングによる発展
③過度な規制による首絞め
④ルールの終焉
⑤発展形ルールの誕生
