ネイティブから英語を1000時間習っての雑感:考えの多様性を許容すること
Native camp でネイティブオプションと言うのをつけて英会話を習っている。固定月会費を払えば、ネイティブのレッスンが受け放題というとてもありがたい仕組みである。このオプションを利用し、ネイティブの方から毎日最低2時間レッスンを取るようにしている。昨年の1月にネイティブオプションをつけて以来、今までで、記録上1200時間、ネイティブと会話をしている。レッスン数では約2500レッスンであり、 200人を超える人と英語を喋った。
外国語は留学に行けばすぐに身につく、と思っている人は多い。だが、留学したとしても、自分自身から動いていかなければ、思ったほど現地の人と話す機会がない。中高生の場合は学校に行くので上達は早いだろうが、大人になってからの場合、案外、話す機会は乏しい。実際、自分がドイツにいたときは、近所の人とも天気の話か料理の話くらいしかしないし、これではいつになってもドイツ語が上達しない、と思ったものである。1年くらいではなかなか「身についた」と言えるほどの実感は湧かないかもしれない。
もちろん、留学は語学習得においての最適解であることは間違いないが、その前段階として、オンライン英会話はもっと周知されてもいいような気がする。現状の生活を変えることなく普段の生活の中に外国語学習を取り入れることができるうえ、なんといっても地域的な格差の解消が期待できる。私のような山奥の田舎暮らしだと、周りに外国の人なんてほとんどいないから、オンライン英会話がなければ、職場の人を除くと、英語を喋る機会はほとんどない。
さて、閑話休題。1000時間を超えて色々な人と喋ってみて思うことは、月並みな表現ではあるが、結局世の中には色々な人がいる、ということである。オンライン講師の中には、移民に対する非常に強い排斥感情を持たれている人もいる。人種差別的な発言をされる人もいる。銃規制に意味がないと主張する人もいる。進化論に疑義を唱える人、アポロ11号の月着陸には信憑性がないと論じる人、ワクチン接種を否定する人など、色々な方とお話をした。
自分の中で見方が変わったこととしては、以前は「人間は猿から進化したのではない」と主張するような人に出会うと「この人とは考えが合わない」とすぐに会話を打ち切ろうとしていたことだと思う。しかし、よくよく話してみると、その人にはその人なりの理屈があってそう思うようになったのだ、という考えに思い至るようになった。
自分自身としては進化論の否定のような見方は依然として偏っていると思うけれども、考えてみれば、そういう考えを持たれているからといって、私自身に何らかの不利益が及ぶわけではない。
移民問題や銃問題についても、私は相手の生い立ちを知らないわけで、なぜその人がそのような強い見方を持つようになったのかということについては、知る術もない。結局、思想の自由、表現の自由があるのだから、その人が何を考えようとその人の勝手だ、ということを学んだ。
ある一点の話題においては、私の考えと講師の考えが全く合わないことはよくある。そして意見が真っ向対立してしまう際、どちらかの考えが否定されるべきものではなく、結局どちらの考えも、その人の論理においては正しいのかな、と思うようになった。
考えの多様性を許容するということ自体が、ある意味西洋文明の核なのかなとも思うし、そうすると、その社会の中では、考えの多様性を許容しないという見方も当然許容されなければならないのかな、と思ったりする。
こちらで過去記事をまとめています。よろしければぜひ、ご覧ください
❶YouTubeで言語学習・💻YouTube 記事からの英語記事を挙げています。
❷英検1級 ・・・・・🇬🇧英検1級合格のための勉強方法など
❸オンライン英会話 ・🇬🇧オンライン英会話を通じて考えたことなど
❹英語学習 ・・・・・ 🇬🇧英語学習の参考情報について
❺教員・・・・・・・・🏫英語の授業改善にとりくんでいます
