水の話
ちゃんとした水を確保したい、の話。
比較的まともな水なら
気を入れれば、
まろやかにもできるし、
きつめの飲み物であっても、
飲みやすくすることはできる。
ただ、問題は水道水。
これだけはどうにもならない。
前も、こんなのを書いていました。
都市部の水道水は、
基本的に河川水であり、
はっきりいうと、
そんなにきれいな水ではない。
浄水場ではがんばって浄水する。
例:↓
たとえば
川の上流から油漏れの話があれば、
下流取水口では頑張って、
浄水の強化
(監視の強化やら、
実際の油取りろ過など)を
現場では精一杯のことをして、
安全な水の確保に努める。
とはいうものの、
(現場の努力を
否定するものではないです、
念のため)
しょせんは、川の水なわけです。
よく京都の話で、
滋賀県側が「琵琶湖の水止めるぞw」
って話があるじゃないですか。
京都と言えば、
地下水が豊富で、
北陸新幹線延伸でも、
揉めてますよね。
とはいえ
ほぼ全量を琵琶湖を水源としており、豊かで安定した水量を確保
次期ビジョンの策定に向けて
(京都市上下水道局 R7.8)
上水道としては、
地下水利用は限定的のようですね。
個人ベース、小規模商業、酒造業などでは
地下水を使うと思いますが、
「水道水として」は、
あれだけ地下水と言っている京都でも
琵琶湖・淀川水系なわけです。
まあ、
大規模に地下水くみ上げした場合
高度成長期に頻発した
地盤沈下もあり、
そういうことも、
トラウマになっているのでしょう。
例が長くなりましたが、
大都市において、
上水道の源泉は川なわけです。
山間地であれば、
小河川であったり、
湧き水であったり、
水源はそれなりにはありますが、
都市部においては、
効率性もあり、
河川からの供給が大多数です。
地方都市でも話は一緒で、
山間地面積が広く、
それなりに
きれいな水を確保できる自治体であっても
大多数は、河川水であり、
そこからの一括供給、という感じになります。
昔からの水源があり、
簡易水道などで
水源として確保されている
集落のものは細々と存続、
となるケースもあると思います。
ただ、
配水経路として、
かなり厳しい(経路、延長)のでなければ、
頑張って市街地からの配水ルートを
(場合によっては下水道確保と一緒に?)
持ってこようとします。
なぜか?
このようなインフラは、
規模の経済が働くので、
浄水場は1箇所に集中したい、
そのため、
その1箇所のインフラとしては巨大化、の
方向となります。
また、水利権の問題もあり、
いちど許可取水量を減らしてしまうと
取り返しがつかない、
という事情もあります。
また、一方で
遠隔地、山中など、
メンテナンスに厳しい設備は廃止、
統合の方向性があります。
これは
メンテナンス人員の慢性的不足、
将来見込みもない、
という状況によるものです。
ということで、
ある程度の量、
きれいな水が取れるのに、
実際は河川水で
上水をまかなう自治体は多い
(というより、大多数か:例外あり)
ということになります。
ある意味、
きれいな水源を求める
インセンティブが自治体側にはまずない、
ともいえるわけです。
※浄水能力には
自信を持っているでしょうし・・・。
そういうわけで、
河川水では上流部でもない限り、
もともとの水質が良くない、ため
ある意味、水道水には期待できません。
水質基準をクリアした
「安全な」水、ではありますが。
※PFAS等はとりあえず議論しないw
そうなると、結局
どこか湧き水を探すか、
という話になりますね。
まあ、
スーパーできれいな水
買ってきてもいいんですが、
持続性から考えるとなかなか厳しい。
山間地に行くと、
比較的簡単に湧き水があります。
正確には山間地でなくても、
がけなど、
標高が急激に変わるところでは、
地下水位面を挟んで
上下の関係になることから、
水を通しやすい地層から、
水が出ます。
そういうところに
湧水があることが多いです。
そういう湧水、最近は
「水質基準」がダメだから、
汲まないように、
と言った注意書きがあったりします。
つまり、自己責任ですが、
それを言ったら、
山に登っても
沢水とか、湧水とかでも
「注意書き」が
ご丁寧に書いてあったりします。
管理側の責任回避と言ってしまえば、
あれですが、
物理的に汲めないように
してあることもあるにせよ、
そればっかりではないのは、
まあ、
それでも自己責任でやれる余地が
あるのはいいことかなと。
小さいころ、
山間地だったので、
水道もおそらく簡易水道、
湧き水から取水していました。
その湧き水から、
父親は毎朝やかんをもって、
汲みにいっていました。
水道水でも湧き水でも、
一緒と言えば一緒ですが、
消毒の有無もあり
(大した塩素消毒もしていなかったかと)
いつも、
そのやかんでお湯を沸かし、
お茶を飲んでいました。
そういうこともあり、
都会の水道は、
どうにも我慢ならない、というのが
身についているんだと思います。
ベースの水の鮮度?から
違う部分があると思われます。
温泉と同じで、
湧いた時点が鮮度最高で、
どんどん酸化していきます。
その理屈で行けば、
単なる水でも同じはず。
管路でよどんだ水、
相当な移動距離を
浄化無しで動いた水、
そういう水を取水しても、
浄水には限界がある。
自然堤防など
河道の側面・下面が
自然の土壌であれば、
まだましでしょうが、
あいにく、
コンクリート2面、3面貼りの
河川も多くあり、
そういうところでは
河川流下にともなう
土壌による浄化作用も限界があります。
そもそも、
上流からの生活排水
(下水処理してても限界はある)も
あるため、
下流ではやはり濁りも多く、
水としての浄化能力も
失った水となっているのが
現状と考えます。
画期的に
エネルギーレベルで
浄水する技術が出てくれば
別かもしれませんが、
上流からの積み重ねは重く、
なかなか難しいと思います。
ゆえに、取水段階から
まともな水を得られないか、というのが
今考えていることであったりします。
長くなりましたが、
まだ違う側面からも
書けそうな気はします。
このネタ、
また継続的に書いていきます。
