琵琶湖疎水を歩く 2022.09
概要
「びわこそすい」、ご存じでしょうか。
琵琶湖から京都へ、水路を引いています。
詳しい話は上記linkに掲載されていますので、
説明しませんが、
大津の琵琶湖から京都の鴨川まで、
明治期に人工運河をつくったものです。
表題が大風呂敷を広げる、ですが、
この「一部」を歩いてきた記録です
※全線なんて無理🤣
蹴上発電所での水力発電、
上水道の供給、
「かんがい」用水の確保など、
多種目的のために建設された一大遺産です。
哲学の道
いきなり下流から入ります(笑)
吉田神社から
山越えてのルートをとったため、
哲学の道といっても、
銀閣寺方面には行ってません。

遊歩道となっており、歩きやすいです。

全体に水路がきちんと整備されており、
水も緩やかに流れています。
「水路」ですので、
まあきれいに流れるものですが、
しっかりメンテされている印象です。
これだけ、樹木が多いので、
枯れ葉の時期など、
大変なことになるはずです。
しかし、それを感じさせない、
相当、管理はしっかりしている
のではないでしょうか。
石積もしっかりしているようです。
最近は
石積をメンテできる職人さんも
相当減っているはずで、
この維持には、
かなりの手間がかかっている、
と見受けられます。
もともと、
しっかりした石積と思われますが、
放っておけば、荒れます。
単純な理屈ではありますが。
お約束の
哲学の道、といえば

いました😆
2年後の今も、いるんでしょうねぇ。
南下
さらに南下すると、途切れます。

ここから、普通の舗装路を行きます。

南禅寺
さて、有名な南禅寺です。

南禅寺です。

南禅寺には境内に、
こんな構造物があります。
正体、ご存知でしょうか?

水路橋なんですよ。
さっき歩いていた、水路の続きなんです。

さっき山中に消えた水路の出口です。
で、南禅寺の境内には
橋として、突っ込みます。
水路橋は、できるだけ
高低差が無いように作ります。
(理由は後で)
そのため、
山があればトンネルで通し、
低いところは橋で通します。
なので、
哲学の道は標高が高いので、
オープンの水路、
標高の低い南禅寺は、
ででん、と橋が掛かります。
(よく、国策と言えども
南禅寺は、許可したなぁ)

南禅寺を抜けて
お寺の建物の紹介は省略🤣

インクライン
しばらく歩いて、交差点を抜けると、
こんなものがあります。

ここも観光名所ですよね。



incline
傾斜って、そのまんまですけど、
勾配あるところにレール敷いて、
ものを運ぶ、というわけです。
上まで行くと、また水路😆

で、この水、どうなるの?
→インクラインの下に水力発電所。
※関西電力 蹴上発電所(写真は取り忘れた🤣
上水や、かんがい、などにも。

つまり、琵琶湖からできるだけ
標高を変えないように水路を作り、
水を持ってきます。
で、最後に急な水路(鉄管が多い)で、
どばーって流して、その力で水車を回して
モーターで発電します。
水の位置エネルギーを
電気に変換するわけです。
つまり、標高差がすべてです。
なので、南禅寺はでかい橋が
ででん、とかかっているわけです。



ねじりまんぽ
ついでですが、小ネタを😆
蹴上駅前、トンネルがあります。

ん、単なる古いアンダーじゃないの?

これ、トンネル自体が
上の道(インクラインです)と
斜めに交差しているので、
レンガの積み方を、
「わざと」斜めにして、
強度を確保しています。
斜めというか、らせん構造です。

これで終わりです😆

謝辞
当件、初?のエンジニア路線の投稿です。
この原稿も、2年以上寝かせていました。
あまりに寝かせて
熟成ならぬ、大熟睡でしたが、
布団から引きずり出しました😆
いろいろ書いてみればいい、
とのアドバイスを受け、
ちゃんと、書いてみることにしました。
おかげさまで
この原稿も、
日の目を見ることとなります。
きっかけをいただき、
ありがとうございます😊
