ドラえもんと島耕作、どちらの物語を選びますか?
上記リンクの優子の記事を読んだ。
「どんな物語も始まりがあって終わりがあるということは
理解しているつもりだった。
でも、物語に2種類あるとは気が付かなかった。」
わたしがこの記事を読んでくださっているあなたへお伝えしたいことです。
物語のひとつのパターンは、主人公が成長していく物語。
たとえば、課長島耕作のように、社会の中で経験を積み、地位や役割を変化させていく物語です。
もうひとつは、主人公は変わらず、日常が変わる物語。
例えば、ドラえもんやサザエさんのように、時代が変わっても、そのキャラクターの本質的な部分は変わらない物語です。
これからのメールのような小説は、優子の物語は「島耕作パターン」、わたしの物語は「ドラえもんパターン」と読んでいただければと思います。
優子は26歳で、これから多くの経験を積むことで成長していく。
一方、わたしはすでにある程度の経験を積み、ある意味で膠着した状態にあると感じています。
まるで、ドラえもんが四次元ポケットから秘密道具を出すように、優子に飽きられないよう、常に新しいイベントや変化を日常に盛り込んでいました。
しかし、ある時、優子は気づいたのです。
幸せには2種類ある。
一つは、今を楽しむことから感じる幸せ。
もう一つは、成長や変化によって得られる、未来への期待感に満ちた幸せ。
わたしと優子の物語の関係は、数学の式で表すことができます。
わたしの物語は「$${y=100}$$」という式で表されます。
$${y}$$は幸福度を表し、$${100}$$という数値は、わたしが現在得ている幸福度の最大値です。
この式は、時間が経過しても$${y}$$の値は変化せず、常に$${100}$$のままです。
一方、優子の物語は「$${y=x+80}$$」という式で表されます。
$${x}$$は時間、$${y}$$は幸福度を表します。
この式は、時間が経つにつれて$${y}$$の値が線形に増加することを意味します。
つまり、優子は時間とともに幸福度をどんどん増していくのです。

これから、二人の小説は、この2つの式の関係のように変化していくでしょう。
わたしは、自分の物語の定数である$${100}$$を$${120}$$に引き上げる努力をしますが、その傾きはゼロのままです。
一方、優子は、時間とともに$${120}$$を軽々と超えていくでしょう。
駆け引きになっていくのか、
この気づきは、わたしにとって大きな転機となりました。
わたしは、物語の書き方だけでなく、自分の人生についても深く考えさせられました。
果たして、わたしは今の幸せを選ぶべきなのか、
それとも、新たな挑戦をして、もっと大きな幸福を得るべきなのか。
とはいえ「慣性の法則」が存在する。
物理のチカラに頼ってみたい。
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