今日の学び67(異常高温)
昨日は全国的に気温が上昇し、宮城県では最高気温が20℃を超えて9月下旬並みとなるなど、記録的な暖かさとなりました。
陰⭕️論界隈では、信じられていませんが、
一般的には以下のような原因と言われています。
① 偏西風(ジェット気流)の蛇行
本来、北極の冷たい空気を閉じ込めている偏西風が弱まり、大きく蛇行しています。
• 蛇行すると、暖かい空気が北へ張り出し、日本付近に春先のような空気が流れ込む。
• 結果:冬でも気温が異常に高くなる
② 北極の温暖化(アークティック・アンプリフィケーション)
北極は世界平均の2~4倍の速さで温暖化しています。
• 北極が暖まる
• 南北の気温差が小さくなる
• 偏西風が弱まり、蛇行しやすくなる
👉 異常高温・寒波の両極端が増える原因です。
③ 太平洋高気圧・大陸高気圧の配置異常
この時期としては珍しく、
• 太平洋高気圧が弱まらず
• 大陸からの強い寒気が南下しない
という気圧配置のズレが起きています。
④ 海面水温の上昇
日本近海の海水温が平年より高いと、
• 暖かく湿った空気が発生しやすい
• 夜間も気温が下がりにくいため、体感的にも「異常」な暖かさになります。
⑤ 地球温暖化が「下駄」を履かせている
自然現象だけでなく、昔なら「少し暖かい」で済んだ現象が、今は記録的高温になる
というように、温暖化が全体の底上げをしています。
まとめると
偏西風の乱れ × 北極温暖化 × 気圧配置の異常 × 海水温上昇
が同時に起きているため、この時期の異常高温が発生しています。
この現象は今年だけのもの❓
結論から言うと、
「今年“だけ”が特別というより、異常高温が起きやすい年が増えている」というのが実態です。
■ 今年は確かに“強め”だが、単発ではない
今年の暖かさは
• 時期の割に気温が高い
• 記録更新が多い
という点で目立ってはいます。ただし、同じようなことが2023年、2024年
そして今年と連続して起きているのが重要なポイントです。
■ 昔との違い(ここが決定的)
昔(20~30年前)
• 「たまに暖冬がある」
• 翌年は普通に寒い冬に戻る
今
• 暖冬・異常高温が数年おきではなく、毎年候補に入る
• 「平年並み」が少なくなっている
👉 ベースの気温が上がっているためです。
■ 今年の特徴は?
今年は特に
• 偏西風の蛇行が長期間続いている
• 北極の海氷減少が大きい
• 海水温が非常に高い状態が続いている
という条件が重なり、「異常が異常のまま長引く」年になっています。
■ 今後どうなる?
専門家の共通認識は:
• 「今年だけで終わる可能性は低い」
• 今後は暖冬+突然の寒波
• 季節の前倒し
• 春・秋が短くなる
という振れ幅の大きい気候が常態化されているため、今年は特別に“ひどい”が、異常高温自体はもう珍しくない時代に入っているという状況です。
