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〈物語詩〉友だちは大切だよ

ある神聖なお庭には
女神さまが育てた花々が
咲いていた

ぼくは見惚れ
つい一本抜いて
持って帰ってしまった

ぼくはその花が
女神さまのものだし、
抜いてはいけないと
思っていたけれど

まわりの人を見ていると
普通に抜いていたので
ぼくも大丈夫だな
と、安心してしまい

持って帰って
しまったのだ

そんな中、ぼくは
非公式の「女神さまの花の会」
というのがあることを知り、
入会してしまった

みんな、
女神さまの花を
語るけれども、
どこかやましい雰囲気が
漂う話ばかりだった

そんなぼくを
大の友だちは軽蔑し
「君がキライだ!」
と、絶交されてしまった

ぼくは孤独になった
気分になった

けれどもぼくには
「女神さまの花の会」
があった

だから友だちに絶交されても
まだ人とつながれると思った

ある日のこと、ぼくは
「女神さま」に近づける
良いチャンスだぞと

ある悪名高い集団に誘われ、
いつの間にか一員に
なってしまった

こうしてぼくは
どっぷり「悪」に
染まっていったのだった

「ああ、ぼくはもう戻れない
それに戻るつもりもない」

(ああ、雪だるま式だな)

ぼくは集団の中でも
悪いやつになっていた

『今度は女神さまを誘拐しようか?』

そんなぼくに
昔の友だちが
話しかけてきた

「お前、悪いことを
しちゃダメだ

オレは今のお前が
大キライだ」

その言葉はなぜか
ぼくの胸に
グサッと刺さった

(この痛みは
いったいなんだろう?)

友だちは一言
言い残した

「このままでいいのかい?」

ある日のこと
なんと女神さまが
お抱えの騎士団を
連れて現れた

「あなたのお友だちが
あなたが悪の組織のことを
知っていると教えてくれて

あなたは道案内になると
言っていたわ」

『ぼくは今まで
愛する女神さまに
ひどいことを
たくさんしてしまった

ぼくは役に立つわけがない』

「私たちを
その悪者のアジトに
案内してくれませんか?」

ぼくは黙ってうなずいた。

……

それからというもの
こうしてぼくは
宙に浮いてしまった

ぼくって
一体なんだろう?

そんなぼくに
女神さまは
話しかけてくれた

「あなたは花が好きなの?
取っちゃダメだけど

もしよろしければ
水やりを頼めるかしら?」

「えっ、あの…」

「心配しないで

じつは私は
あなたが好きよ

なぜなら
あなたの本当の姿は

とても優しい人だと
思ったの

フフフ

あなたはいい友だちを
持ったわね」

ぼくは泣いた

(明るい世界では
独りじゃなかったんだ)

友だちはさりげなく言った

「オレはいつも
君を見守っていたよ!」


ぴーちくちく
鳥が鳴いている

(ぼくはなんというか
変わった夢を見ていたな)

そういえばもう朝だね
清々しい朝だ

それにしても
女神さまって
本当にいるのかなあ

きっとみんな
ステキな女神さまさ!

友だちに
こんな話をしたら
どう思うだろうね?

きっと友だちは

「なんだか
変わった夢を見たね」

と、笑いそうだ

ぼくはそんな友だちに
安心感を得るのだ



今回の物語詩はどうでしたでしょうか?
この詩にはいろいろな考えさせられる
物事が散りばめられています。

もしよければ、みんなで考えてみてくださいね😃

それとぼくでもよくわかっていないところも
けっこうありそうです。
なのでそういうところはごめんなさい🙇



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