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客観的な意見をくれる友

私にはこれまでの恋愛歴や、親族のいざこざなど、私の歴史の95%以上話している親友がいる。

親友との出会いは高校生の頃で、所属していた吹奏楽部で知り合った。
お互いにRADWIMPSの大ファンで仲良くなったが、高校卒業後に同バンドのツアーで、一緒に沖縄へ行った事をきっかけに、親友と呼べる程の関係性になったと思っている。
と言っても沖縄で何か特別なことがあったわけではなく、ライブと観光を楽しんだだけであるが。

何かクリティカルな出来事があった訳ではないし、いつカミングアウトしたかも覚えていないが、わたしの心の拠り所になってくれた。

そんな親友だが、私より半年ほど前に4年近く付き合った彼氏と別れて、婚活に励んで数ヶ月前に彼氏ができたものの、4ヶ月で別れてしまった。

お互いに失恋して、最近では会うたびに会った男の話やマッチングアプリについて語る、もはや戦友である。

私が元彼と別れたのと同時期に、少しいいなと思っている人がいた。

・元々会社経営者
・今はうつの療養で地方在住だが、首都圏にまた住みたいと思っている
・職場や家族に対してオープンにしている
・今度の彼氏とはパートナーシップ宣誓制度を活用したい
・同棲もしたい
…と言った感じの人で、ほぼオープンに生きている私と同じ状況・願望で、価値観も近かったため、惹かれていたのだった。

ある日彼は、元々経営していた会社の関係で東京に行く予定があるから、会いたいし私の家に泊まりたい、という話をしてきた。
しかも1泊とかではなく、何泊かも分からない長さのある滞在である。
少し舞い上がっていた私は割と乗り気だったのだが、親友に話したところ、

「鬱はなまじいいとしても、初手から連泊しようとしてくるあたりに不信感が募っている」

と客観的な意見をもらえ、頭を冷やすことができた。
確かにまだ会ってもおらず、本当に価値観が合うかもわからない、素性も100%はわからない人間がうちに何泊もするのは異常であるし、もし合わなかった場合に住所が割れるのはリスクも高い。
割と冷静に考えて物事を判断して生きてきた自負があるのに、恋愛になるとたまに異常な勢いを発揮してしまうため、その意見に助けられた。

その後、その人は「今後どうしていきたいか聞かせてほしい」とか「気持ちを聞かせてほしい」など、どんどん迫られ萎えてしまい、正直に「会ってもいないのに判断できないし、急かされているようで正直辛い」と気持ちを伝えたところ、ブロックされてしまい終了した。

結果として、やはり不安定で会わない方がよかった人物だったのかもしれない。
時折暴走しかける自分を、客観的に見て意見をくれる友を大切にしていきたいと強く思う今日この頃であった。

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