【♯21】くも膜下出血での入院生活(17日目)

このnoteは
病気とは無縁だった20代女性の私が
突然『くも膜下出血』を発症した経験から、
同じように病気で苦しむ方々にとって
少しでも参考になればと書き始めた
入院生活や退院後の自宅静養期間についての
日記のような記録です。

引っ越し

朝起きると頭痛がする。
一時期よりはマシにはなっているものの、
痛み止めの薬はまだ手放せない。
朝ご飯を食べて薬を飲んだ。

この日は朝からMRIを撮った。
自分で歩いても行けそうだが、
一応車椅子に乗って押してもらって向かう。
造影するよ、という話を聞いていたので
時間がかかるのかと思っていたが、
結局いつも通りの内容だった。

検査から戻るとベッドが移動していた。
引っ越しは2度目だ。
ただ、今回も集中治療室から出る訳ではない。
窓のない部屋からある部屋になった。
自力で動けるようになってきたので、
景色が見えるところのほうがいいだろうと
配慮してくださったようだ。
上の方の階だったのでとても景色が良かった。
外の世界はキラキラと眩しかった。
3週間前に遊びに行っていた場所が見えて
あの時は楽しかったなぁと思い出していた。

この日、撮り溜めていたフィルムカメラを
夫が現像しに行ってくれた。
数ヶ月前の旅行の写真を久しぶりに見て
頑張って元気になってまた行きたい、
また行ける日は来るのだろうか、
明るい期待と暗い不安が交互に来た。

面会の時にビアードパパのシュークリームを
買って来てくれた。
期間限定でずっと食べたかったのだが、
退院が間に合いそうになかったので
病院で食べることになった。

ビアードパパの生チョコシュー💝

前日31のアイスも食べて
贅沢し過ぎじゃないかとも思ったが、
明日はしんどくて食べられないかもと
毎日差し入れをしてくれた家族には
感謝の気持ちでいっぱいだ。


検査日決定

この頃、私は先生から
初めて病気についての詳しい説明を受けた。
今生きていることは奇跡的なこと、
執刀医の先生の神技と
担当医の先生や看護師さん達の的確な処置、
家族の献身的な支えがあって
自分は助けられたんだと初めて知った。

と、同時に
動脈瘤にコイルが1本しか入っておらず
かなり不安定な状態だとわかった。
入院中にカテーテル検査をして、
再手術をするかどうか検討するという。
再手術をしないと退院できないかも、
という不安以上にカテーテル検査が怖かった。
初めてのカテーテル検査の時は
麻酔で眠っている間にしてもらったので
意識がある状態でするのは初めてだ。

その検査日が5日後に決定した。
朝から絶食して、
その日は一日ベッド上で安静だそうだ。
リハビリの先生や看護師さん、
会う人会う人にどんな感じか聞いて
情報を集めていた。

ちなみに、入院してから
iPhoneの顔認証がまったく出来なくなって
パスワードの入力が出来ず
かなり困っていたのだが、
この日の夜からできるようになった。
顔の浮腫みが取れたのか、
やつれがマシになったのかわからないが、
それも回復に向かっているのを
教えてくれたかのようだった。


読んでくださってありがとうございます。
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