子連れヨーロッパ旅③【ロンドン&寄宿学校編】ロンドン観光と夏のボーディングスクール体験
アフリカでのサファリを終え、旅は再びヨーロッパへ。第3部ではイギリス・ロンドン滞在と、子ども達にとって特別な経験となった英国寄宿学校(ボーディングスクール)でのサマープログラム体験についてお伝えします。ロンドンではマリオット系ホテルに滞在し、ミュージカル鑑賞や市内観光を堪能。さらに子ども達は郊外のボーディングスクールで夏の短期留学を経験しました。マリオットのチタンエリート特典をフル活用しつつ、家族みんなで新しい学びと発見に満ちた日々となりました。それでは【ホテル滞在】【ロンドン観光・ミュージカル】【寄宿学校体験】の順に振り返ります。
ロンドンのホテル滞在 – マリオット系で実感するチタンエリート特典
ロンドンでは市内中心部メイフェア地区にある高級ホテル「シェラトン・グランド・ロンドン・パークレーン」に2泊滞在しました。ここもマリオットグループのホテルであり、事前にマリオット・ボンヴォイの会員番号を予約に登録しておいたところ、到着時にはプラチナエリート(チタン含む)向けのウェルカムサービスで迎えられました。チェックインの際「いつもマリオットをご愛顧いただきありがとうございます」と言われ、上級会員待遇の温かさを実感します。用意されたお部屋は予約していたデラックスルームから公園ビューのエグゼクティブルームへアップグレード!部屋からグリーンパークの木々が見渡せ、都会のオアシスに面した落ち着いた空間でした。
チタン会員特典としてクラブラウンジの利用も含まれていたため、早速家族でラウンジへ。ロンドンのこのホテルのラウンジは格式高いインテリアで纏められ、アフタヌーンティータイムには紅茶とスコーンが提供されました。子ども達には温かいココアやジュースを出してくださり、大人には英国らしい濃いめの紅茶で一息。焼き立てスコーンにクロテッドクリームと苺ジャムを載せて頬張ると、「イギリスに来たなぁ」と実感が湧きます。
朝食もラウンジでいただきました。イングリッシュブレックファストの定番であるベーコン、ソーセージ、目玉焼きに焼きトマト、ベイクドビーンズまで揃ったフルブッフェです。子ども達はシリアルやヨーグルト、フルーツに加え、普段日本では食べないポリッジ(オーツ粥)に挑戦。「はちみつをかけると美味しい!」と気に入った様子でした。スタッフの方が子どもに話しかけ、「今日はどこに行くの?」とフレンドリーに接してくれたのも印象的です。チタン特典のおかげで朝食無料&ラウンジ利用が実現し、ロンドンでの滞在コストを抑えつつ充実したホテル時間を過ごせました。
さらにレイトチェックアウトも依頼したところ16時までOKとのこと。ボーディングスクールへ子ども達を送り出した後、私たち夫婦はチェックアウト時間まで荷造りや休憩に充てることができ、大いに助かりました。総じて、マリオット会員ステータスによる手厚い待遇をロンドンでも存分に享受できました。

家族で楽しむロンドン観光と本場ミュージカル
ロンドンではエンターテインメントと観光スポットをバランスよく組み込み、子どもと大人の双方が楽しめる計画を立てました。到着翌日はまず大英博物館へ向かいました。世界中の至宝が集まる大英博物館は入場無料ということもあり、朝一番から賑わっています。広大な館内で全てを見るのは不可能なので、エジプトのミイラとロゼッタストーン、ギリシャのパルテノン神殿彫刻だけは見ようと決めて回りました。ミイラ展示室では包帯姿の本物のミイラに子ども達は「こわい…でも見たい!」と複雑な表情。それでも歴史好きの息子は図鑑で見たことのある有名なミイラ(ネスペルエンネブ)を目の前にして興奮を隠せない様子でした。ロゼッタストーンの前では娘が「アルファベットと絵が一緒に書いてある!」と気づき、言語の歴史の話題で盛り上がりました。

次に向かったのはナチュラル・ヒストリー・ミュージアム(自然史博物館)。ここは恐竜の化石や巨大なクジラ模型など子ども受け抜群の博物館です。入口ホールで出迎えてくれる巨大なブルー・ホエール(シロナガスクジラ)の天井吊り模型に子ども達は「でっかい!!」と叫び、大人も圧倒されました。恐竜ギャラリーでは動くティラノサウルス模型が咆哮する演出があり、5歳くらいの子が泣き出す場面も。幸い我が子たちは「本物じゃないよね?」とドキドキしながらも興味津々で、化石の展示に見入っていました。お土産ショップでは定番の恐竜Tシャツとぬいぐるみをねだられましたが、「博物館サポートになるなら」とつい財布の紐が緩んでしまいました。
ロンドン市内観光では他にも、赤い2階建てバスの乗車体験をしました。観光客向けオープントップバスではなく、あえて路線バスの2階最前列に陣取ります。ビッグベンやテムズ川、ピカデリーサーカスのネオンなどが次々と現れ、子ども達は遊園地の乗り物感覚で大はしゃぎ。「あ、ハリーポッターで見た駅!」など映画のシーンと街の風景を結びつけて楽しむ場面もありました。

夕方からは今回の旅のハイライトの一つ、本場ロンドンのミュージカル鑑賞です。家族全員で楽しめる演目として「ライオンキング」を選び、日本から事前に予約しておきました。会場のライシアム劇場に入ると熱気むんむんで、開演前から子ども達はソワソワ。幕が上がり冒頭の「サークル・オブ・ライフ」が始まると、舞台上に姿を現した象やキリンの精巧なパペットに子ども達は目を見開き、一瞬で物語の世界に引き込まれていました。英語のセリフ自体は細かく理解できなくても、迫力ある歌とダンス、色彩豊かな衣装を目にして感じるものは多かったようです。知っている曲が流れると小さな声で一緒に歌う仕草を見せたり、ハイエナのコミカルな動きにケラケラ笑ったりと、大人以上に舞台を満喫していました。

休憩時間には劇場の売店でアイスクリームを購入(イギリスの劇場の定番です)。休憩中も娘はパンフレットの写真を見ながら「このライオンがお父さん?」「悪いおじさんはスカーだよね」と質問攻め。物語をしっかり追えているようで感心しました。終演後、スタンディングオベーションで会場が一体となり幕を閉じると、子ども達は「ずっと座ってたのに全然疲れなかった!」「また別のも観たい!」と興奮冷めやらぬ様子。本場のミュージカル体験は家族みんなの心に残る素晴らしい思い出になりました。

英国ボーディングスクールでの夏体験 – 寄宿学校に挑戦!
ロンドン滞在のクライマックスとして、我が家の子ども達は郊外の寄宿学校(ボーディングスクール)のサマープログラムに参加しました。これはイギリスの名門寄宿制学校が夏休みに開放する短期留学プランで、1週間から参加可能なものですfamily-ryugaku.comglobaledu.jp。私たちは日本にいるうちにエージェントを通じて申し込みを済ませ、ロンドン滞在中の1週間をこのプログラム期間に充てました。

サマースクールのプログラム開始日、ロンドンから電車で1時間ほどの郊外にある伝統的な寄宿学校まで子ども達を送り届けました。広大な緑のキャンパスに歴史を感じる校舎がそびえ立ち、日本の学校とはまるで雰囲気が違います。子ども達は制服こそ着ませんでしたが、ドミトリー(寮)では現地の生徒と同じように寝起きします。最初に割り当てられた二段ベッドを前に「ほんとにここで寝るの?」と不安げでしたが、同室のイタリア人の女の子と出会うとすぐ打ち解け、「ベッドは上と下どっちにする?」と楽しそうに相談し始めました。
サマープログラムの内容は、午前中が英語や数学などの授業、午後はスポーツや音楽、美術といったアクティビティです。上の子(8歳)はクリケットやサッカーなど英国らしいスポーツに挑戦し、「ルールは難しかったけど楽しかった!」と笑顔。下の子(4歳)はアートクラフトの時間にスコットランド風チェック柄の工作をしたり、音楽の時間に英語の童謡を歌ったりしたそうです。スタッフは現役の教師や大学生ボランティアで、常に明るく子ども達をサポートしてくれました。
生活面では、早朝に起床ラッパ代わりの鐘が鳴り、全員で食堂に集合して朝食をとります。メニューはシリアルやトースト、ベーコンエッグなど典型的なブレックファストで、食堂当番の生徒が紅茶を配ってくれたと聞きました。昼食・夕食も学食形式で、ローストビーフやフィッシュ&チップスなど英国の家庭料理が中心です。「カレー味のパイが出たよ」と娘が笑っていましたが、それはおそらくコーニッシュパスティやキドニーパイのことだったのでしょう。日本食が恋しくならないか心配していた親をよそに、2人とも食事は充分おいしく食べられたようです。
寄宿学校生活で子ども達が一番驚いたのは、その規則正しい暮らしです。毎日決まった時間に起床・食事・消灯があり、スマートフォンやゲーム機の持ち込みは禁止。withonline.jp初日は夜に少し寂しくなって泣いてしまったようですが、寮母さん役の先生が優しく宥めてくれ、翌日からはケロッとしたものでした。夜は読書タイムが設けられており、寮の同室の仲間と絵本を見せ合ったりして過ごしたそうです。「家ではつい寝る前にタブレットを見ちゃうけど、ここでは絵本だけだったからすぐ寝られた」と息子。普段と異なる環境で自律した生活を体験できたことは、大きな収穫でした。
プログラム最終日には親も招かれての修了式が行われました。礼拝堂に集まり、校長先生から一人ひとりに修了証が手渡されます。わずか1週間でしたが、壇上で名前を呼ばれ堂々と返事をする我が子の姿に成長を感じました。最後は生徒全員で肩を組んで校歌(英語)を歌ってくれましたが、子ども達も完璧ではないにせよ声を出して歌っており、その吸収力に驚かされました。
こうして初めてのボーディングスクール生活を終えた子ども達は、一回りたくましくなったように思います。「自分でベッドメイクできるようになったよ!」「お友達と毎晩おしゃべりして楽しかった」と誇らしげに報告してくれました。文化や国籍の異なる友達と寝食を共にし、多様性を肌で感じられたことは貴重な経験だったはずです。親としても、子どもが離れて生活することで改めて成長を実感し、少し寂しくもありましたがその挑戦を誇りに思いました。
寄宿学校体験を終えロンドンに戻る車中、子ども達は疲れてぐっすり眠ってしまいました。その寝顔を見ながら、「また来年も参加したい」とつぶやく声が聞こえ、私たちは顔を見合わせて微笑みました。このボーディングスクールでの夏体験は、子ども達にとって異国の文化と自立心を学ぶ素晴らしい機会となり、旅のハイライトの一つになったと感じます。
参考文献・出典
TripIt旅程より(ロンドン滞在および寄宿学校プログラム期間の記録)
Marriott Bonvoy公式サイト(プラチナ・チタンエリート特典の説明)
GOETHE「英国ボーディングスクール」特集記事(寄宿学校生活と教育に関する解説)
寄宿学校サマープログラム募集要項(参加対象年齢・プログラム内容)
ミュージカル「ライオンキング」ロンドン公演 公式サイト
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