見出し画像

部活の引率について考える。

 あまりにも悲しい、そして心痛い事故が起きました。

 画面越しに伝わる凄惨な光景に、胸が締め付けられる思いです。

 夢や目標に向かって進んでいたはずの未来が、なぜこのような形で断たれなければならなかったのか。

 亡くなられた生徒の無念と、残されたご家族の深い悲しみを思うと、同じく部活動の引率に携わる者として、その重みを直視せずにはいられません。

今、警察の調べで事故の経緯が調査されていますが、現場の教員からしても「なぜそうなったのか?」と思うような情報も入っています。

 今回は私が経験してきた部活動の引率について、記していきながら、何が最善なのか考えていきたいと思います。

私は勤務校で3つほど引率のパターンを経験しましたので、以下の項目で記事を書きます。

記憶をもとに書いているので全てが正確ではありませんが、参考になれば幸いです。


①全員自家用車、もしくは自転車、公共交通機関で会場へ向かう。

バスのレンタルをせず、各々で会場に向かう方法です。

高校は中学と違い、住んでいるところがかなり広範囲のため、送迎班などはほとんど作りません。

近くに住んでいる生徒同士で乗り合うこともありますが、年度はじめに保護者に「承諾書」を書いてもらい、
乗せてもらう場合は全責任を運転手が持つことを約束してもらっています。

行きは自家用車、帰りは公共交通機関で帰る生徒もいました。

私が現役の時もこれが主流でした。
ただ、保護者の方には遠方になればなるほど負担をかけるので申し訳なさもありました。

②バスは学校のものを使い、運転手のみバス会社にお願いする。

大規模校では学校にバスがありました。

かなり維持費がかかるのでなかなか自前でバスを持つのは大変だと思うのですが、
その場合運転手だけ手配すれば良いので、かなりありがたかったです。

バス会社に運転手だけお願いして、見積もりをし、それにガソリン代を加えた金額を部員数で割ってお金を徴収していました。

部員数によりますが、一回につき1人1000円〜2000円ほどで手配することが出来ていたのを覚えています。

③バスも運転手もバス会社にお願いする。

これが今回の事故と同じケースかと思います。

これは②に比べて高額になり、一回につき1人5000円ほどかかった記憶があります。

マイクロバスやもっと大型のバスも借りたことがありますが、なかなかお金がかかる印象です。

学校や大会からの補助もほとんど無いため、部員から徴収することになりますが、なかなかの値段になるため、
何度もバスを借りるわけにはいかないなと思いました。

バスのお金がかかるので、全員公共交通機関か自家用車でお願いしますと伝えたこともあります。

ただ、地方の大会では公共交通機関だと時間的に間に合わない場所で開催されるケースもあり、なかなか大変でした。

何が最善か。

 高校の規模、大会会場の場所、部員の人数などで何が最善なのか、その時々で判断するしかありません。

ただ、今回の事故を受けて感じたのは「信用できる運転手、バスなのか」というのはしっかりと吟味した方が良いということです。

正直、吟味していたかというと、業者に任せておけば大丈夫という思い込みであまり考えずにバスや運転手を手配していました。

その会社の実績、受け答えの様子など、いろんなことを総合して考える必要があるなと思います。

引き続き事故の経緯を注意深くみていきたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!

よっしー先生 教育のこと、授業をしている倫理や政治経済のこと、熊本の良いところ…。 記事の幅が多岐に渡りますが、それはシンプルに「多くの人の人生を豊かにしたい!」という想いから!。参考となる記事になるようコツコツ書いていきます(^^)/