マルチタスクを気取っていただけ
こう言ってはなんですが。
わたし、意外となんでもできます。
何か一つ秀でるものはないけど、やればできます。
そして、細かいことによく気がつきます。
合コンで大皿の料理をさりげなく取り分けする女子的な感じです(笑)
仕事も趣味もマルチタスクでやれる人間だと、長年思ってました。
でも実は、それは妄想だったようです。
はっきりわかったのが、オーディオブックを試した時。
とにかく「時間がない、忙しい」が口癖で、好きな読書ができないとモヤモヤしている時、出会ったのがオーディオブック。
『まずは無料お試し』という甘美な文言に誘われて、アプリをダウンロードしました。
以前から読みたかったある本を聴き始めたところ、まー、びっくり!まー、楽しい!
プロはさすがです。
声もいいし、聴きやすいし、物語もスルスル入ってくる。
「これは、ご飯の支度しながら、風呂入りながら聴けるやん!時間が無駄にならないやん!」なーんて喜んで、しばらく試していました。
ところが。
料理中オーディオブックに夢中になって、鍋を焦がしたり。
入浴中聞き入り過ぎて、のぼせたり。
運転中没頭し過ぎて、信号を見落としそうになったり。
ちょっと命の危機を感じ(←大げさ)、オーディオブックはホーム画面から消えました。
わたしって二つのことを同時進行できないんだ、と今更ながら気づいてしまったんです。
「マルチタスクができないと、なんかダメ人間みたい。時間ももったいないし」
なんて凹んでた時に、書店で見つけたこの本に救われました。
そもそも脳は同時に複数のことに注意が向けられない
えー?そうなの?
でもマルチタスクできる人もいるし、こなせる人ほど有能って風潮じゃん。
実のところ人間はマルチタスクなどしていない。タスクからタスクへとすばやく切り替えているだけだ。
えー?そうなの?(2度目w)
しかも切り替えていることに自覚がないから、まるで同時進行ができている錯覚に落ちいるそうです。
そして知らず知らず、脳に疲労が溜まるそう。
本書にはこうも書いてあります。
ずっとせわしなく動いていたのに、ちっとも達成感がないと思うことはないか?
はい、思ってます(笑)
ほぼ毎日「なにもできてない」と思ってます。
時間がもったいないからと、マルチタスク風を気取っていたのに、達成感がなかったらタスクができてないということ?
つまり時間の無駄だった?
まさに本末転倒(笑)
マルチタスクにしろ、シングルタスク(一点集中)にしろ「今日も一日頑張ったな!」と満足するなら、どちらでもいいと思います。
得意、不得意は人それぞれですからね。
そういえば学生時代、音楽聴きながら勉強できなかったし、好きなことしてると周りの音が聞こえなくなって、よく親に叱られてました。
なんだ、始めから「一点集中派」だったんじゃん。
きっと現代の流行りに乗って、出来もしないマルチタスクを気取っていただけなんだな。
なんか、恥ずかしい(笑)
